オメガとスウォッチが初のコラボ! しかもあの名作、スピードマスターがモチーフ!
ってどーいうこと? と、ソワソワドキドキしてしまう衝撃のコラボ時計が遂に、本日発売となった。
“ストリート”を心に宿した「ムーンスウォッチ」
1969年にアポロ11号が月面に着陸した際、船長のニール・アームストロングとバズ・オルドリン宇宙飛行士は、オメガの腕時計を着けていた。
とりわけ時計に興味がなくても、そんな逸話を耳にしたことはあるだろう。
それがオメガのアイコンである「スピードマスター」。とりわけその時のムーブメントを搭載したモデルは、後に“ムーンウォッチ”と名付けられた。
左は本家スピードマスター。右が本日3月26日(土)に発売開始された「バイオセラミック ムーンスウォッチ」42mm径、クオーツ、バイオセラミックケース 3万3550円/オメガ×スウォッチ(オメガ 03-5952-4400)
今回のオメガ×スウォッチのコラボレーションは、ムーンウォッチならぬ“ムーンスウォッチ”。そんな遊び心を利かせたネーミングだけでなく、しっかりディテールにも両者のスピリットが込められている。
まず、ストラップがベルクロ仕様(宇宙服の上からも付けられるというメッセージらしい)。そして通常のムーンウォッチではあり得ない、ピンクやイエローといったポップなカラバリが豊富に揃う。
それぞれが太陽・月、そして太陽系の9つの惑星をモチーフにした全11色もあるため、目移りは必至だ。
左上●Mission to Jupiter、右上●Mission on Earth、左下●Mission to Neptune、右下●Mission to the Moon 42mm径、クオーツ、バイオセラミックケース 各3万3550円/すべてオメガ×スウォッチ(オメガ 03-5952-4400)
ケースは、スウォッチが最新モデルにも採用している地球環境にやさしいバイオセラミック製。そのため着け心地は、軽やかなスウォッチの魅力を踏襲している。
それでいてデザインはあくまで“スピードマスター”を体感できる。
ベゼルには、初期のスピードマスターを想起させる“ドットオーバー90”が。
例えば、スピードマスターの初代モデルに見られたタキメーターの90の上にドットをあしらった「ドットオーバー90」やアイコニックなサブダイヤル、ボリュームのある非対称ケースなどには、“スピードマスター”がそのまま宿っている。
裏蓋には、各モデルごとに太陽系の星が描かれる。
リューズには、オメガのロゴとスウォッチのSマークが。
ケースは、セラミックとヒマシ油が原料の混合素材を使用したバイオセラミック仕様。
加えて、随所に配されたロゴや配色の妙、Tシャツ&デニムに映えそうなベルクロのナイロンストラップとケースの組み合わせなどからは、スウォッチがこれまで体現してきたストリート心が感じられるのもいい。
Mission to the Moon 42mm径、クオーツ、バイオセラミックケース 3万3550円/オメガ×スウォッチ(オメガ 03-5952-4400)
空前のスウォッチブームを体験している世代ゆえに、アクセ感覚で楽しめるスウォッチのクオーツ時計の魅力と、オメガの歴史が詰まったラグジュアリークロノグラフの魅力がハイブリッドで詰まっているとなれば、もう見逃すわけにはいかない。
“ムーンスウォッチ”は、大人になった今、あの頃の遊び心を思い出しながらどこへでも着けていける、夢の時計と言えそうだ。
[問い合わせ]オメガお客様センター03-5952-4400