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2022.04.22

ファッション

真のマニアが唸る「Patta」コラボのスニーカー3選。SKITオーナーの私物で魅力を探る


「偏愛さんいらっしゃい!」とは……

スニーカー好きが足繁く通う吉祥寺の名店「スキット(SKIT)」。その人気は国内に止まらず、世界中からスニーカーを求めてやっていくるマニアも多い。

鎌本さん曰く、とある海外から訪れた客との出会いがきっかけで、さらにスニーカー愛が深まったという。

オランダ発のセレクトショップ「パタ(Patta)」によるコラボスニーカーがそうだ。

▶︎コラボスニーカーを動画で見る

話を聞いたのは……
「スキット」オーナー・鎌本勝茂さん


鎌本勝茂●現在は吉祥寺、大阪、仙台、福岡に店を構える「スキット」の大黒柱。18歳でスニーカー業界に足を踏み入れ、販売やバイイングを経験。そのキャリアは20年以上にも及ぶ。オリジンへの愛着はひとしおで、さらには眠れる名品を掘り当てる嗅覚と目利きにも秀でる。

鎌本勝茂●現在は吉祥寺、大阪、仙台、福岡に店を構える「スキット」の大黒柱。18歳でスニーカー業界に足を踏み入れ、販売やバイイングを経験。そのキャリアは20年以上にも及ぶ。オリジンへの愛着はひとしおで、さらには眠れる名品を掘り当てる嗅覚と目利きにも秀でる。

オランダの人気店「パタ(Patta)」との縁

2004年に、オランダ・アムステルダムで誕生した「パタ」。

ショップ名は、南米北東部にあるスリナム共和国のスラングで“シューズ”を意味し、スニーカーだけでなく同郷のアーティスト、パーラーが手掛けるオリジナルウェアもファッション通たちを唸らせている。

そんなオランダの気鋭ショップとスキットには、ちょっとした縁がある。



「『スキット』は、こじんまりとしたアパートの一室からスタートしました。当時は各地へ足を運び、スニーカーを買い付けては店頭に並べて販売していたんです。その売り上げを元手にまた買い付けへと走り回る毎日でした。

2000年代初頭に、スキットにパタの立ち上げメンバーがお客さんとして来てくれたんです。そのとき『アムステルダムでショップをやっているんだ』と言っていたのを覚えています」。

パタもまた、世界中からスニーカーを買い集めるところからスタートしたショップ。今やその地道な活動が認められ、有名ブランドからコラボのオファーを受けるまでになった。

そして数年後、鎌本さんは一足のスニーカーを通してパタと再会することになる。


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