▼画期的! ハイテクなインフレーターマット
テントに必須なのがマットレス。これがないと地面の凹凸で寝心地が悪いし体中が痛くなる。
「え、今の空気入れってこんなことになってんの!?」とその進化に驚かされたのが「コンパクトインフレーターマット/S」。
マットが入った収納ケースがポンプの役割を果たし、簡単に空気を入れることができるのだ。
手に持っているのが収納ケース。マット側の空気栓と合体させて空気を送り込む。
マット自体は約830gと軽量。従来と比べ幅が40%もアップしたワイドサイズだ。
▼画期的!手足が出せるマミー型
そして、マットレスと同じくらい画期的なアイテムがこれ。マミー型の「コンパクトコルネエット/L0」という寝袋。
サイドのアームジッパーからは両手を、フットジッパーを開けば脚を出すことが可能な、まさに着られる寝袋である。裾を引きずらない工夫が施されているため、これを着たまま歩いても土で汚れることが避けられる。
収納時はH35×W20cmとコンパクト。洗濯機で丸洗いができるのもありがたい。
開閉が簡単なセンタージッパーで、首元は暖かいサーマル仕様の襟付きと言うことなし。ちなみに「マミー型」のマミーとは英語でミイラの意味。
ミイラのように全身をすっぽり覆う構造のためそう呼ばれているらしいが、手足が出せる進化系に、きっと本家も驚いているに違いない。
▼災害時にも使える三刀流ランタン
約390gと軽いので持ち運びにも便利。
柔らかいオレンジのウォームライトとくっきり白いホワイトライトに切り替えられる「ラギッド パッカウェイ ランタン」。パワーの持ちも良く、長持ちなのはキャンプにもってこいだ。
上部にはアルカリ電池を、下部には充電式リチウムイオンを入れてUSB充電も可能。さらにモバイルバッテリーとしても使える三刀流の優れモノ。キャンプのみならず災害時の備えとしても使えそう。
▼安定感抜群のアルミテーブル
さて、寝床が確保できたら、最後はソロキャンプの“食”を充実させるための準備だ。
「コンパクトアルミテーブル」は、天板とフレーム部分をがっちりはめ込んで合体させるため安定感が抜群だ。設置も1分とかからない。ガタガタと揺れることがないので、天板の上で火を使っても問題なし。
アウトドアでワイルドに飲み食いするのはキャンプ初心者の憧れだが、このキットに入った2点を使えば、意外と簡単にそんな体験が可能。
「アウトランダーマイクロストーブ PZ」はコンパクトなサイズなのに、お湯が一瞬で湧く高火力で、手始めにコーヒーを淹れるのもいいだろう。
2つの鍋になる「パックアウェイ ソロクッカーセット」の片方で麺を茹で、もう片方でパスタソースを作れば、初心者でもそれなりに充実したひとりキャンプ飯ができあがる。
▼安心設計の焚き火台でBBQ
オールステンレスで焼き網付き。BBQ用の炭火も入れやすい
手軽な料理でいいならマイクロストーブで十分だが、慣れてきたら「ファイヤーディスク ソロ」を使って焚き火の料理に挑戦するのもいい。
脚を広げれば3秒でセッティングが終わるオーバル型のディスクは、空気をたくさん取り込める設計で初心者でも安心して焚き火を楽しめる。焼き網の上で野菜をグリルしたり、焼き鳥を焼いてみたり、直火で焼き芋を焼いたり夢が膨らむ!
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車がないからキャンプを諦めていた人も、あれこれ買い揃えるのが面倒だった人も、このキットさえ手に入れれば、あとは行き先を決めるだけ。今年はマジでデビューしちゃお。