何がカッコいいか、似合っているかを、しっかりと持っている
現在は先述のような企業のセールスプロモーションや商品開発をメインに、キャンブロ社の業務用テーブルウェアの代理店も務めている。
優れた保温保冷性の強化発泡スチロールで作られたドイツ製キャンブロ社のクーラーBOX。抜群に軽いのに、人が乗っても大丈夫だ。
「キャンブロは耐久性がとても高い、アメリカの業務用ブランドです。世界中の大手ホテル業界や、州立大学の学食、病院、軍など公的機関の定番。
丈夫でずっと長く使えるから、環境にも優しいし、キャンプなどにもめちゃくちゃ使えて、プロユースなのでカッコいい。このクーラーBOXはドイツ製プロダクトっていうところも最高です」。
考えてみれば、現代には生産地も値段もさまざまな商品が溢れている。
「そんな“いろいろあって選べる時代”に“何をあえて選ぶか”ということを大事にしています。自分にとって意味のある一軍だけを家に連れて帰って、ガンガン使いたい」と石塚さんは言う。
モノの洪水に揉まれても、自分の中で何が自分にとって格好いいか、似合っているかをしっかりと石塚さんは持っている。
ところでGクラスはその後どうしたのだろう?
「それが手放せなくなっちゃって(笑)」。電気自動車だから、やっぱり航続距離が不安?
「いえ、この前もEQAで静岡まで途中充電をしなくても往復できましたから、特に航続距離に不満はないです。それよりも買ってからわかったんですけど、ルーフキャリアを付けるとガラスルーフが干渉して開けられなくなるんです」。
大きなサンルーフは、電動で開閉が可能。
何しろスノーボードもサーフィンも大好きな石塚さん。ボードを上に載せられないのは困る。
だからといって「ルーフを開けられないのもあり得ないんです。買ってきた車すべて、サンルーフ付きにしているくらい、好きなんです」。
なので、アウトドアライフを満喫するためにこれまでのGクラスが手放せなくなったという。
環境に優しいEQAと、長く付き合えるサステイナブルなGクラス。そのどちらもやっぱり、石塚さんには似合っていると思うのだ。