まさに、“革”新の青と言うべきか。革小物まで青で揃えればますます見栄え良し。もちろん普段使いとしても、品行方正ななかに、遊びがある雰囲気が漂っていい。
何より、これだけのビッグメゾンがこぞって注目するという事実が、真の青好きを奮い立たせる。
「エルメス」の手帳
カバー縦13.2×横9.5cm 5万5000円、レフィル1万6500円/ともにエルメス(エルメスジャポン 03-3569-3300)
繊細なグレインを持つカーフレザーを、表裏異なるブルーに染め上げた。外側は深く澄んだブルー・サフィール、内側はフランスの国旗を思わせるブルー・フランス。手帳を閉じても開いてもセンスが感じられる。
「ベルルッティ」のキーリング
7万2600円/ベルルッティ 0120-203-718
言わずと知れた染色技法である「パティーヌ」と、18世紀のカリグラフィをベースにしたスクリット。唯一無二のアイコンを宿すブルーのヴェネチアレザーが、プラチナ仕上げのメタルパーツと美しく共鳴している。
靴べらとしての使用は非推奨なのであしからず。
「ロエベ」のカードホルダー
縦7.5×横10.3cm 3万7400円/ロエベ(ロエベ ジャパン 03-6215-6116)
サンゴのように鮮やかなシアンカラーが麗しく、きめ細かなシルクカーフは手に吸い付くような滑らかさ。視覚と触覚に一流が滲む名刺入れは、洒脱なビジネスパーソン必携だ。
エンボスされたブランドの象徴であるアナグラムが繊細さを強調する。
2/2