オートミール生活にプロテインが欠かせない理由

――食生活はどんなふうに変えたのでしょう？

オートミール生活を始める前は、朝食はプロテインドリンクを1杯飲んで、昼は会社の近所の横浜中華街に仲間と繰り出して中華料理。夕食は妻が作ってくれた食事か、近所の店を食べ歩いていました。お酒は好きだけど弱いので、缶ビール2杯ぐらいです。

――結構食べてますね。

はい。減量期間中は朝食はプロテインドリンクか、オーバーナイトオーツを食べていました。これはオートミールをアーモンドミルクに一晩漬け込んだものをコップに半分入れて、その上に冷凍フルーツをのせたもの。これはすごく好きで今でも食べています。

駒田さんおすすめのオーバーナイトオーツ。

昼食はオートミール20gぐらいにプロテインを30gぐらい入れて、水で適当に馴染ませたのをレンチンしたオートミールのプロテイン割りを食べていました。

――なんか、すごく不味そうなんですが……。

まあ、不味いですね（笑）。ウニョウニョした微妙な歯触りで、砂糖もプロテインの甘みだけだし……だからおすすめはできないんだけど、ゲーム性を高めるという意味では面白かったですよ。

――飽きませんでしたか？

飽きましたよ。だから週1〜2回はセブンイレブンに行って、ゆで卵か、タンパク質が10〜15gぐらい入ったカニカマを5〜6本食べるか、タンパク質が30gくらい取れる鶏鍋を食べていました。普段の昼食が不味いので、こんなに美味しいものを食べていいのかと感動しましたね。

で、夜は妻によるオートミール料理。僕がいちばん好きだったのは米化したオートミールを使ったキムチチャーハン。それに皮を剥いた鶏もも肉のステーキか、低温調理で作った鶏むね肉の鶏ハムを合わせるのがお気に入りで、減量期間の最後はそればかり食べていましたね。お酒は週1〜2回に減らしました。

――ひとつ気になったんですが、野菜全然食べてないですよね？

確かに足りなかったかもしれない。だからたまに野菜をやたら食べたいときがあって。そういうときは昼食を野菜サラダにしたり、夕食を野菜たっぷりの鍋にしてもらっていました。

――駒田さんは運動もしていますよね。それだけだと足りないのでは？

もの足りなかったりツラくなったときは、プロテインドリンクを飲んでいました。

――プロテインの出番が多いですね。

タンパク質を摂らないと筋肉が成長しないだろうと思ったからですね。僕、銭湯が好きなんですけど、ほかの人の体をよく観察しているんですね。そうすると年齢に関係なく、筋肉のない体って老けて見えるんですよ。

だからタンパク質の量は確保しつつ、炭水化物と脂質を減らそうと思うと、それしかなかったんです。