サングラスの勢力図を、軽やかに塗り替えはじめた薄色レンズ。なかでも今季は、透き通るブルーに注目してみるのが良さそうだ。
顔の印象が重くならず、我々が日々愛する青い服との相性は言わずもがな。さらには、マスクとの二重奏でもアヤしく見えないというオマケ付きだ。もしくは思い切って、目元と口元を青で揃えるのもいい。
義務に自由を見いだす。だからこそファッションは楽しいのだと思う。
「アヤメ」
サングラス4万7300円/アヤメ 03-6455-1103、マスク1650円/コトパクシ(アルコインターナショナル 06-6659-4126)、スウェット1万8700円/サンスペル(サンスペル 表参道店 03-3406-7377)
メタルパーツの内側にクリアブルーのフレームを設け、ブルーレンズとのさりげないグラデーションを見せた。六角形のシェイプやフレームと一体化したノーズパッドもアイコニックだ。
「ディストリクトビジョン×アンドワンダー」
3万3000円/ディストリクトビジョン×アンドワンダー(アンドワンダー 03-5787-3460)
ロゴが入ったコード付きのマルチスポーツ対応型。紫外線と光の乱反射をカットする偏光レンズは、曇ると左右にそれぞれのブランドロゴが浮かぶ仕様になっている。
「サイ スペックス」
4万6200円/サイ スペックス(グローブスペックス エージェント 03-5459-8326)
パントゥの球型をサーモントにアレンジし、クラシックデザインをミックス。さらにモダンなブルーレンズを合わせた、専業ブランドとアパレルブランドとのタッグらしい傑作だ。
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