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2022.03.10

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オンの「クラウド」が数年ぶりにアプデ。外面より中身を重視で“雲の上の走り”はどう進化?



オンといえば、洒落者に支持されるランシューの筆頭格。発表されたばかりのロエベとのコラボはファッションシーンにも驚きを与えた。

なかでもブランドを代表するモデル「クラウド」は、シーンを問わず履けるデザインも相まって特に人気が高い。

そんな名品が、数年ぶりにアップデートを遂げたというのだが……。

上は旧モデル、下は最新の「クラウド5」。1万5180円/オン・ジャパン 050-3196-4189

上は旧モデル、下は最新の「クラウド5」。1万5180円/オン・ジャパン 050-3196-4189


こちらは、新旧モデルを比べた写真。

見た目はほぼ変わらないし、スペックに関する数値変化の記載も見当たらない。

「クラウドテック」システムと呼ばれる、中空のアウトソール構造を採用したクラウドは、抜群のクッション性と反発力から「雲の上の走り」と表現されることが多い。

「クラウドテック」システムと呼ばれる、中空のアウトソール構造を採用したクラウドは、抜群のクッション性と反発力から「雲の上の走り」と表現されることが多い。

では何が変わったかというと、ちゃーんと別人でした、中身が。

左が最新モデル。

左が最新モデル。


まず履き心地に直結するスペックでいえば、ミッドソールが前作よりも少し厚みを増している。いわゆる“厚底”へのアップデートだ。

「クラウド」らしいクセのない履き心地はそのまま、クッション性がさらに向上し、より足に優しい一足に。ややボリューミーなソール構造のおかげか、足元での存在感も高まった印象だ。

左が最新モデル、右が旧モデルだ。 靴ひもを結ばずともフィット感を確保してくれる独自のシューレースシステムも健在。

加えて、つま先周りの幅も前作より広くしたことで、足入れがよりスムーズになっている。

ホワイトカラーは、普段着使いにもぴったり。カラーは全部で7種類をラインナップ。

ホワイトカラーは、普段着使いにもぴったり。カラーは全部で7種類をラインナップ。


素材にもアップデートポイントあり。シューズ全体の44%以上をリサイクル素材としたことで、サステイナブルな観点からも注目すべき一品となっている。
アッパーに完全防水・防風素材を使用した「Cloud 5 Waterproof」(1万7380円)も発売された。

アッパーに完全防水・防風素材を使用した「クラウド5 ウォータープルーフ」(1万7380円)も発売された。


外面よりも中身のクオリティにフォーカスし、質実剛健な進化を遂げた「オン」の新しい定番。ぜひ、お見知り置きを。



[問い合わせ]
オン・ジャパン
050-3196-4189
www.on-running.com

外山壮一=文

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