ファッションや音楽をはじめ、さまざまなシーンで昭和リバイバルが起きているが、車のカスタムにもその波は訪れている。
東京オートサロンでその波に乗っていたのは、なんと昭和を知らない若者たちだった!
ローライダー好きたちが仕上げた昭和なリムジン
NATS Low limo/NATS日本自動車大学校
「親がローライダー世代なんで、ローライダーが自然と好きになりました」と笑う、NATS日本自動車大学校に通う若者たち。彼らが作ったのは旧型トヨタ・センチュリーのローライダーで、しかもリムジンだ。
ハイドロが組み込まれていてボディが上下にズンチャカする。もちろんリムジンだから大きなサンルーフが2つも備えられるほど、ボディが長い。
それを明るい赤色にゴールドのピンストライプで包み、ルーフを赤い革で覆うと、見た目が一気に昭和バブルにタイムスリップする。
ベースから全長が約1.4mも伸ばされているため中は広々。しかもママが一杯作ってくれそうな、昭和のスナックのよろしくな煌びやかさだ。
S字のカウンターの上にはおつまみまで揃えられている。
さすがにスナックは知らないようで、ネットの画像検索であれこれ調べたのだという。昭和を知らない彼らにとって、カラオケでも歌いたくなるスナックは「ゴージャス」らしい。
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