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クラフトマンシップの玉手箱・機械式時計を楽しむなら今なワケ
世界から61ブランドが出店する日本最大級の時計展「
三越ワ ールドウォッチフェア」。限定品、 稀少モデルなどとともに奥深き時計の魅力にドップリ浸れる14日間は8月21日(水)からスタート。そこに並ぶ多くの時計から、注目のアイテムをピックアップする。
名作のリデザインや復刻版、古典的ディテールの再現など。現在リリースされている腕時計の数々を俯瞰してみると、人の手が紡いできた機械式時計の歴史が浮き彫りになってくる。気付けば、歴史を証しである経年変化さえも復元。一時はクオーツショックで危ぶまれた機械式時計の百花繚乱を楽しめるのは、今、である。
GIRARD-PERREGAUX
ジラール・ペルゴ/ロレアート 42mm
独自性溢れるデザインは時代を超えて継承される
複数の高級時計ブランドが、SS製スポーツウォッチという新機軸を打ち出していた1970年代に、ジラール・ペルゴも「ロレアート」で参戦。モデル名は、当時の最先端技術であったクオーツムーブメントでクロノメーター検定の証明を取得したことから、イタリア語で“資格を有するもの”を表す言葉に由来している。
写真は2017年に発表されたモデルで、オリジナルに見られた、八角形と円形を組み合わせたベゼルやクル・ド・パリ装飾を施した文字盤、ケース一体型ブレスなどのデザインコードを踏襲する。ケースバックからは、仕上げの美しさに定評ある自社製ムーブメントの動きが楽しめる。
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