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BLANCPAIN
ブランパン/ヴィルレ ダマスキネ
小さなスペースで魅せる職人の彫金技術


BLANCPAIN ブランパン/ヴィルレ ダマスキネ 小さなスペースで魅せる職人の彫金技術 K18レッドゴールドケース、45mm径、手巻き。1043万円/ブランパン ブティック銀座︎ 03-6254-7233


威風堂々、光り輝く黄金の龍。この荘厳な文字盤を持つアートピースは、高級時計ブランドがしばしば披露するメティエダール(仏語で、芸術的な手仕事の意)と呼ばれるジャンルの1本だ。この文字盤はブランパンが力を注ぐひとつ、ダマスキネ技法で描かれている。

ダマスキネ技法は中国で生まれ、その後ヨーロッパへと伝播された伝統工芸。ブランパンはこの技法を腕時計に応用した先駆であり、熟練の職人たちが1本1本丁寧に製作している。


まず模様をつけたい部分に溝を掘り、そこに展性の高い=薄く広がりやすい性質の24金の糸を入れ、その上からハンマーで叩き龍を作る。接着剤等をいっさい使用せず、職人の手で製作されているのだ。その姿を隠さぬよう、カットアウトされたリーフ針の佇まいも実に奥ゆかしい。



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