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2019.06.27

時計

グッチが男心を“グリップ” したスケートボード由来の腕時計

今、グッチの腕時計が面白い。最先端のモードシーンを牽引するアレッサンドロ・ミケーレさんのもとで、一気にアクセサリー化へと舵を切っている。振り切れたデザインは、腕時計を身に着ける楽しさを改めて伝えるものだ。

最新作も同様で、ミケーレさんが愛する’70s的な絢爛とストリート感が融合した1本。その名は「グリップ」、インスピレーションソースはスケートボード。

スケートボードがインスピレーションソースの腕時計「グリップ」/グッチ こう見えてスケートボードがイメージソース![左]SSケース、35mm幅、クオーツ。19万円、[右]_SS(イエローゴールドPVD加工)ケース、35mm幅、クオーツ。22万円[ともに8月発売予定]/ともにグッチ(ラグジュアリー・タイムピーシズ ジャパン 03-5766-2030)


時分秒をディスク式のデジタルで表示する仕組みで、’60年代後半から’70年代初頭によく見られたデザインなのだ。そしてそれは、折しも当時のスケーターに愛されたという逸話もあり、まさにミケーレさんの実践するスタイルに通じる。

懐かしくも新鮮な意匠に「インターロッキングG」が映え、僕らの心もがっちりと“グリップ”する。

 

鈴木泰之=写真 柴山陽平=スタイリング 髙村将司=文

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