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2022.02.13

あそぶ

人気5モデルの長所はココ! 定番から新作まで「今買うべきLEDランタン」概論

「Camp Gear Note」とは……



キャンプ初体験の場で、未経験者が決まって食いつく道具は、意外にも“LEDランタン”だ。

「最近のランタンって、こんなに小さいのに、こんなに明るいの? これ、欲しい!」と彼らは口を揃える。10万円近くするテントなどと比べ、値段は手頃だし、自宅でも使えて災害時の備えにもなり、手が出しやすいギアである。

今回は数あるLEDランタンの中から、最初に買うべきおすすめモデルを集めてみた。

「LEDランタンといえば」な大ヒットモデル

「ライトハウス マイクロ フラッシュ」4290円/ゴールゼロ(アスク www.ask-corp.jp)

「ライトハウス マイクロ フラッシュ」4290円/ゴールゼロ(アスク www.ask-corp.jp


ここ数年のキャンプブームの中で、もっとも売れているLEDランタンと言えば、間違いなく「ゴールゼロ/ライトハウス マイクロ」シリーズだろう。

その圧倒的人気の理由は、手のひらに収まるコンパクトサイズなのに、バランス良くあらゆる機能が高レベルで備わっていて使いやすいこと。加えて、自分好みにカスタムできる余白もある。

ランタンシェードを付けてみたり、カバーやストラップを自作したりと、SNSをパトロールしてみると、その盛り上がりがよくわかる。

USB端子を内蔵しており、ケーブルなしで充電可能なのはなにかと便利。懐中電灯のように使えるのもありがたい。

USB端子を内蔵しており、ケーブルなしで充電可能なのはなにかと便利。懐中電灯のように使えるのもありがたい。


しかし、その盛り上がりもランタン自体の基本性能の高さがあってこそ。

無段階に光量が調整できる3つの点灯モード(ライトハウス マイクロ フラッシュの場合)、モバイルバッテリー開発のリーディングブランドならではの小型大容量バッテリー、そして扱いやすいサイズ感……。

発売から数年経ったが、いまだに店頭に並ぶと同時に即完売、品薄の状態が続くのは、このモデルを越える品が登場していない証とも言える。

LEDライト選びで迷ったら、これを選んでおけば間違いない。手に入れば、ですが!

シェードを付けた状態。少しの工夫で雰囲気がガラリと変わるのが、カスタムの面白いところ。

シェードを付けた状態。少しの工夫で雰囲気がガラリと変わるのが、カスタムの面白いところ。


数字では計れない明るさの秘密

「ML4 Warm Light」4950円/レッドレンザー(レッドレンザージャパン ledlenser.co.jp)

「ML4 Warm Light」4950円/レッドレンザー(レッドレンザージャパン ledlenser.co.jp


カスタム可能なランタンの対抗馬として、年々存在感を高めているのが、レッドレンザーの「ML4 Warm Light」。同社はドイツ生まれのLEDポータブルライト専門ブランドで、キャンプだけでなく、登山や釣りなど、幅広いアウトドアフィールドで話題作を次々に手掛けている注目株だ。

なかでも、彼らの代表作とも言える「ML」シリーズは、超コンパクトなボディにパワフルな明るさを搭載した話題作。

ご覧の通り、電球が光るのではなく、ボディ全体が光源になっているかのような光り方が特徴的な小型ランタンである。

独自のテクノロジーにより、ケース全体が発光しているような印象を受ける。

独自のテクノロジーにより、ケース全体が発光しているような印象を受ける。


これは「マイクロプリズムテクノロジー」と名付けられた技術で、眩しさを軽減しつつ、効率的に周囲を照らし出すためのもの。通常は拡散してしまう光を制御することで、最大で約3倍もの明るさを確保することに成功したそう(同社比)。

つまり、スペック上では同じルーメン数のランタンよりも明るく感じらるってわけ。出力を抑えられる=バッテリーの消耗を抑えることにも繋がる。小さいのにパワフルな光を感じる人気モデルの背景には、数字には表れない秘密があったのだ。

USB端子から充電できる他、単三電池でも稼働する2WAY仕様。

USB端子から充電できるほか、単三電池でも稼働する2-WAY仕様。



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