スーツを格好良く着こなす最大のポイントはサイジングである。
自分に合ったスーツを着ていることで、仕事へのモチベーションアップにもつながる。
どんなに生地が良くても、どんなにブランドが良くても、サイズが間違っていると悲しい結果となる。
だからスーツはオーダーメイドが理想なのだが、プライスや作法など、ハードルの高さを感じるのも事実だ。しかし、そのハードルをぐんっと下げてくれるブランドがある。「ダンカン(DANKAN)」だ。
なんとスーツが1万8700円でオーダーできるというが……。驚愕のコスパを実現する3つの理由を追いかけた。
① 43年間、日本人の体を見続けた実績がある
ダンカンは1978年、福岡で創業した日本ブランド。
創業時、先代の会長は「あらゆる人に似合うスーツを、リーズナブルに提供したい」と、スーツのカスタムオーダーを始めた。
それから40年以上にわたり、さまざまな日本人を採寸し、ジャストフィットするスーツを作り続けている。
そうしてブランドが長年培ってきた採寸の技術を受け継ぎ、厳しい社内テストに合格した者が現在、フィッターとして店頭に立つことを許されている。
また彼らの役割は、正確に採寸してスーツの詳細なサイズを決めるだけではない。お客様の希望や好みをどうスーツに反映し、理想の一着に仕上げるか、というデザインに至るノウハウまでが伝承されているのだ。
一人ひとりとのコミュニケーションで理想の一着を導き出していく。
理想のオーダースーツを手に入れる近道は、信頼できるテーラーを見つけることだと言われるが、43年間、日本人の体型と好みに向き合ってきたダンカンなら、その出会いとして申し分ない存在となるだろう。
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