② レベルの高い生産背景
ダンカンは生地の仕入れから生産までを一括して自社で行うことで、大幅なコストダウンを実現している。
生地はすべて、イタリアを始めとするヨーロッパ各国へバイヤーが足を運び、自分たちの目で厳選した“いいもの”を直接仕入れている。
中継業者を通していないため、高品質な生地でも原価を抑えることができる。直接現地で買い付けているからこそ、日本ではダンカンでしか手に入らない生地もあるという。
豊富にある生地の中には、ストレッチ加工、撥水性や耐摩性の高いもの、ウォッシャブル、抗ウイルス加工など機能性の高いものも豊富に揃う。
また、ダンカンでは“着分”と呼ばれる、一着分にカットされた生地が店頭に並んでいるのも特徴だ。小さくカットされた生地が一覧になったバンチブックから生地を選ぶ店も多いが、それだとスーツの完成形をイメージしづらい。
店頭で直接、着分を目にすることで、より完成形をイメージしやすく、安心感を持って生地を選ぶことができるのだ。
また、裁縫は自社工場で行っている。
最短1週間(!)という納期の相談ができるのも自社工場を持っているから為せるワザ。
過去に有名ブランドのプレタポルテ(高級既製品)を仕立てていたという、高い技術力を持つ工場だ。それらと密にコミュニケーションを取り、あらゆる人の理想の一着を仕立てている。
コストパフォーマンスに優れた質の良いオーダースーツの証がこのタグだ。
いやはや、コスパに優れるワケである。
3/3