1755年以来266年の間、一度も途切れていない世界最古のマニュファクチュールと讃えられる「ヴァシュロン・コンスタンタン」。
だがその真価は、歴史の長さに甘んじることなく、常に革新を続ける時計作りにこそある。
スタイリッシュなデザインが冒険心をさらにかき立てる
世界限定150本。チタン×SSケース、42.5mm径、自動巻き。437万8000円/ヴァシュロン・コンスタンタン 0120-63-1755
オーヴァーシーズ・クロノグラフ・エベレスト旅のコンセプトを表現する「オーヴァーシーズ」は、1977年の「222」を原点に’96年に誕生。2004年に現行コレクションへと進化を遂げた。
マルタ十字からインスピレーションを得たベゼルやインターチェンジャブルストラップなどスポーティなトラベル機能を装備。
このリミテッドモデルは、写真家兼探検家コーリー・リチャーズが’19年のエベレスト登山で着用したプロトタイプをベースに、ケースとベゼルに堅牢かつ軽量チタンを採用した冒険仕様だ。
伝統をさらに革新させるアヴァンギャルドなオープン
K18WGケース、41mm径、自動巻き。563万2000円/ヴァシュロン・コンスタンタン 0120-63-1755
トラディショナル・コンプリートカレンダー・オープンフェイスフルカレンダー表示の機能美あふれるキャリバーに、オープンワークを施したサファイアクリスタルダイヤル。
通常はダイヤルに隠された輪列レイアウトやカレンダー表示機構を露わにし、伝統的な時計技術をアピールする一方、左右の表示窓を中央に寄せ、月をリアルに描写し、アヴァンギャルドな個性を際立たせる。クラシックとコンテンポラリーを横断するブランドの神髄と言えよう。
ブルーダイヤルを彩るレトログラードの針
K18PGケース、42.5mm径、自動巻き。532万4000円/ヴァシュロン・コンスタンタン 0120-63-1755
パトリモニー・レトログラード・デイ/デイト超薄型ムーブメントを搭載した1950年代のラウンドモデルに着想を得て、2004年に登場。薄型ケースにバー&三角インデックスとバトン針のアイコニックなデザインに、日付と曜日はレトログラード式を採用する。
その個性的な針の動きはシンプルなダイヤルによく映える。
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