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マニュアルを読めば初心者でも設営ラクラク


——使用時の注意点はありますか?

大型テントは風対策が欠かせません。ロッジシェルターは幕体軒部に6カ所のテープがあり、ロープが通せるようになっています。端をペグで固定し、張り具合を調節すれば、かなりの防風性が得られます。張り綱を使っても安定しないほど強風なら、撤収するのが得策でしょう。

ロープ 壁が垂直に近いため風を受けやすい。しっかりとロープで補強する必要があるのでご注意を。


伊川さん 「こだわったのは機能面だけではありません。建てたときの見栄えも重視しています」。


 

——ビッグサイズでスチールポール、設営が難しそうですが……。

事実、ロッジ型は建てづらいとされていました。しかし、今はポールを倒したまま幕がつけられる構造なので、さほど難易度は高くありません。女性2人で設営する動画をYouTubeにアップしているので参考になさってください。

収納バッグ 収納は幕用とフレーム用の2つのバッグに。登山には重くて嵩ばるが、オートキャンプなら問題ない。


 

——上級者向けのイメージがありましたがビギナーでも大丈夫なんですね。

もちろん! ただ、スチールフレームの欠点として重量があります。トータルで約28kg。アルミフレームのモデルと比べれば差は明らかです。とはいえ、オートキャンプならあまりデメリットにはなりません。むしろ、張った後の安心感はこの重さがあってこそでしょう。



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