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2019.08.18

あそぶ

ロッジ型の魅力とは? ogawaの看板モデル「ロッジシェルター」の真価を探る


連載「Camp Gear Note」
90年代以上のブームといわれているアウトドア。次々に新しいギアも生まれ、ファンには堪らない状況になっている。でも、そんなギアに関してどれほど知っているだろうか? 人気ブランドの個性と歴史、看板モデルの扱い方まで、徹底的に掘り下げる。


前回紹介したogawaのヒストリーに続き、ブランドアイデンティティーが強く落とし込まれた「ロッジシェルター T/C」を徹底解析。

同アイテムは、現在主流のタイプではないため、特にビギナーの多くはその性能を正しく認識できていないはず。そこで、キャンパルジャパン株式会社、代表取締役CEOの伊川良雄さんに、魅力とメンテナンス方法を教えてもらった。

抜群の居住性と強度を誇る最高レベルのロッジ型


ロッジシェルター 「ロッジシェルター T/C」17万640円


——ドーム型やトンネル型にはない、ロッジ型ならではの強みとはなんでしょう?

屋根が高く、壁は地面に対して垂直に近い。つまり広くて圧迫感が少ないんです。自宅にいるような優れた居住性は、ほかのタイプでは得られないはずですよ。

伊川さん

——今まさにロッジの中で取材していますが、確かに開放感を感じますね。「ロッジシェルター T/C」はコンシューマ用では最高クラスのモデルですが、快適性を担保するポイントは?

全面メッシュでスカートまで装備しており、使う人が求める気密性を実現できて、標準でライナーシートも付いていますから、結露に悩まされません。シェルターとはいえ単品で機能し、小型のテントを入れて使ってもOK。庇やトリプルファスナーといったディテールも優秀で、汎用性の高いモデルだと思います。

シェルター 庇やスカート、ライナーシートなどを標準装備。耐久面だけでなく、快適さも追及されている。


——軍用にも採用されていたタフさの由来はなんでしょう?

スチールポールを使用する点でしょうか。現在の主流となっているアルミ製ポールより圧倒的に丈夫なんです。スチールポールは経年劣化しにくく、設営後に高い安定性を発揮します。それだけでなく、ペグを最大26本使えるのも強み。使用時の屈強さは骨組みと設計、両方の賜物です。



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