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2019.08.01

たべる

葉山の夏季限定カフェで、留学を控えた看板娘の前途を祈念した


シーズン連載「海辺の看板娘という名の愉悦」
酒を通して人を探求する大好評ドキュメンタリー連載、「看板娘という名の愉悦」。普段は首都圏の飲み屋街を練り歩く筆者だが、せっかくの夏。趣向を変えて、我々の大好きな「海」へと繰り出すことにした。この夏は、潮香る海辺で出会った看板娘たちに酔いしれよう。


「海辺の看板娘」、第2回は神奈川県の葉山。三浦半島の西部に位置する“ザ・海辺のリゾート”だ。

地図 明治中頃から保養地として知られるようになる。((c) OpenStreetMap contributors


新宿駅から湘南新宿ラインに乗車。約1時間で逗子駅に着いた。

逗子駅 都心と比べて空が圧倒的に広い。


関東地方も梅雨が明け、駅を出ると待ち構えていたかのような蟬時雨。ここからバスに揺られること約20分、「一色海岸」のバス停で降車した。

今回の舞台は、7月と8月の土日祝だけオープンするカフェ「ON THE COB」。「corn on the cob」で軸付きトウモロコシという意味だが、これを店名に冠した理由は後ほどわかる。

外観 目と鼻の先に葉山御用邸と一色海岸という好立地。


軒先の水場では、海で遊び終わった紳士が体についた砂を洗い流していた。

外観 これだ、我々が「海辺の看板娘」連載に求めていた絵柄は。


そして、店内には看板娘の姿も。

内観 ん? 何やら若そうだ。


まずは、お酒である。看板娘に聞くと、コロナビールを自家製レモネードで割ったオリジナルドリンクが人気だという。完璧すぎる。

メニュー 「コロネード」(700円)。




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