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町役場に直談判してテレワーク計画のリーダー役に




当初は休日だけ富士見町で過ごし、平日は都会で生活して仕事をする二拠点生活を考えていたという。

「でも、どうせなら単に住むだけではなく、何かやりたいじゃないですか。それで富士見町のホームページを見ていたら、『富士見町テレワークタウン・ホームオフィス計画』という小さな文字を見つけたんです」。

それは、都会から富士見町に移住し、リモートワークで仕事する人を募集する事業だった。こういう場合、多くの人は「計画に応募して移住する」という考え方をするに違いない。ところが、津田さんはまったく違うことを考えた。

「せっかく良い計画なのに、進んでいる印象がなかった。そこで、その場で町役場にメールし、『居住したいと思っているんですが、もったいないので僕に企画書を書かせてください!』と伝えたんです。そうしたら1週間後に役場の人たちが東京にきて、その2週間後には町長にお会いすることになった」。

やり手の町長は、開口一番、津田さんに「キミ、何人連れて来れるの? いくら欲しいの? いつから住むの?」と畳みかけてきたという。そして、あれよあれよという間にコワーキングスペースの運営を任されることに。こうした経緯から津田さん家族は富士見町に移り住むことになってしまったのだ。





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