「左脳を刺激する! オッサンIT化計画」を最初から読む ミドルエイジに達した男性諸氏にとって、もっとも気になるキーワードといえば、なんといっても「臭」である。爽やかな汗を流した後に生じる「汗臭」だけに注意を払っておけばよかったのは、遠い昔のこと。30代も半ばを過ぎれば、飲みすぎや蓄積した疲労によって汗臭の質も変わるほか、汗と皮脂とが混じることで生じるという「ミドル脂臭」や、そろそろ「加齢臭」の心配もしなければならない。
とはいえ、自分がどれだけ“臭い”のかを客観的に判断するのは、とても難しいもの。「オレは、まだまだ臭くないはず」と思っているのは自分だけ……というケースが結構あることは、同年代の仲間と接していればよくわかるはずだ。
だからといって「もしやオレって臭いのかも??」と、過剰に気にしてしまうのも、精神衛生上よろしくないわけで。そこで注目したいのが、先ごろ発売されたばかりの“世界初”となる個人向けニオイ測定器「Kunkun body(クンクン ボディ)」(コニカミノルタ/実売価格約3万円)である。
汗臭、ミドル脂臭、加齢臭を判別し、総合的なニオイのレベルを教えてくれる
スマートフォンよりも一回り小さい、ポケットに収まるくらいのサイズを実現した「クンクン ボディ」。端末に内蔵されたセンサーにより体臭の種類をかぎわけ、その強さを測定し、さらに数値によって可視化してくれるガジェットだ。
端末単体では機能せず、専用アプリをインストールしたスマートフォン(
iOS/
Android)と連携して利用することになる。
「クンクン ボディ」で測定できるのは「あたま」、「耳のうしろ」、「わき」、「あし」の4カ所。それぞれの箇所から発する「汗臭」、「ミドル脂臭」、「加齢臭」を検知し、個々のニオイのレベルと、それらを総合した判定結果を数値で教えてくれるという。
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