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饅頭ってこんなに美味かった? 帰省時の手土産に栃木・高林堂の「かりまん」
仕事でもプライベートでも、気の利いた手土産を持っていきたいシーンはたくさんある。そのための「あんちょこ」を、宮内庁在職経験を持つ中井操さんと作る企画。すべてお取り寄せ可能なので、みなさんぜひ活用を。
カリカリ&しっとり。頭ひとつ抜けたこだわりの「かりんとう饅頭」 梅雨が明ければ迎える本格的な夏。今年のお盆も帰省しないと……そんなことを考えていたら、ふと実家の親の顔が頭をよぎる。たまにはちょっと気の利いた手土産を持参するのも悪くない。ということで、今回は年配の方には特に喜ばれるであろう一品の紹介です。
栃木県宇都宮市にある高林堂の「かりまん」。「かりんとう饅頭」といえばすっかり和菓子界に定着した印象がありますが、その中でも高林堂の「かりまん」は、1日に2万個の販売実績を誇る人気モノ。その秘密はどこにあるのでしょうか?
まずは、良質な甘さと絶妙なボリューム。「かりまん」は揚げ饅頭の一種ですが、胃もたれするようなヘビーさがありません。黒糖は沖縄県多良間(たらま)のものを使用。濃厚ながらしつこくなく、ついつい食べすぎてしまうことも。
あんこは北海道の「えりも小豆」を炊き上げたこしあんで、饅頭を揚げる油は厳選した菜種油。表面は固く、かりんとうならではの香ばしさとカリカリした食感が楽しめますが、皮と餡が混ざり合えば、お饅頭らしいしっとり感が口いっぱいに広がります。
カリカリ感としっとり感。和菓子を食べ慣れた人ほどこのハーモニーに驚くことでしょう。もちろん、洋菓子好きの子供たちのハートも掴むはず。
箱の中には、オーブントースターを使った「カリカリ感」の再現方法を書いた説明書も添付されています。帰省時期、家族と久しぶりの再会でどことなく照れくさく感じることもあるでしょう。カリカリのかりまんをキッカケに、ワイワイと会話に花を咲かせてみては?
オーダーは
コチラから。
[問い合わせ]菓心庵 高林堂028-633-4946
www.kourindo.jp [プロフィール]
中井 操(なかいみさお)●宮内庁在職時代と秘書として活躍した経験から、日本が誇るたくさんの“いいもの”を知る。特に秘書時代には「手土産」を用意する機会も多く、常にネタを探していたことも。現在は育児をしながら執筆業やメディアへの企画提案などを行う。
鈴木泰之=写真 ぎぎまき=文