GAKU-MC(ガク・エムシー)●1970年、東京生まれ。高校時代からラップを始め、1990年に“EAST END”を結成。それから30余年、日本語ヒップホップの先駆者の一人として活動を続ける。無類のサッカー好きとしても有名。4月2日(土)からは全国ツアー『GAKU-MC TOUR 2022 立ち上がるために人は転ぶ』を開催予定。www.gaku-mc.net
デニムもヒップホップも発祥はアメリカ。ただ、両者ともに本場にはない魅力を放つ“日本メイド”が存在する。
’90年代から日本のヒップホップシーンを盛り上げてきた先駆者、GAKU-MCさんがはくデニムは、リーバイス® メイド & クラフテッド®の特別なシリーズ“MADE IN JAPAN”。
どうやら「日本メイドのオリジナル」を貫く両者は、抜群に相性がいいようだ。
デニムは自分の制服。年とともに付き合い方は変わる
まだ日本語によるラップが市民権を得ていなかった1990年代初頭から、自分なりのやり方でヒップホップを追求してきたGAKU-MCさん。
青春を駆け抜けた’90sは、オーバーサイズのTシャツと「ダボッとしたデニム」が欠かせなかったそうだが、デビューから30年を数える今も、ウエストサイズは変わらず(30インチ!)、デニムと“いい関係”を続けている。
「今は、もっぱらスリムストレートが気分」。
「かつてはヴィンテージのリーバイスを頑張って手に入れて、洗わずに“育て”たり、擦って風合いを良くしたり、いろいろやりましたね(笑)」。
やはり自身の定番は、リーバイス®の501®。「ときに502™を買ったり、アメリカに行ったらまとめ買いもしていた」という。
ゆったりとした股上に特徴のある551Z™を着用。「これはストレッチがなくても、シルエットがはきやすくて、とにかくラク」と絶賛。「551Z™」3万800円、Tシャツ1万3200円/ともにリーバイス® メイド & クラフテッド®、ジャケット2万900円/リーバイス®(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)、キャップ本人私物
そんな時代から時が経ち、家族が増えるとデニムの選び方、付き合い方も少しずつ変わっていった。
「もともとデニムは、東京で暮らすうえで制服みたいに感じていましたけど、今はジャケットの下に合わせて、子供の授業参観に行くなんてこともあります(笑)」。
デニムは重くて硬いワークウェア。今はもうそんな時代ではない。クリーンな大人のカジュアルに取り入れるのも普通になった。
ウエストバンドの内側に付いた国旗のタグが“MADE IN JAPAN”の証。
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