>連載「オッサンIT化計画」を読む 
世代を問わず、すべての新米パパにとって大きな試練となるのが、赤ちゃんのお世話だろう。できる限り妻を援け、一緒に育児をしたいと思ってはいるものの、何をどうすれば良いのか、わからないままときは流れて……妻はため息。
そんなパパたちの頼もしい味方となってくれそうなのが、最新テクノロジーを取り入れた育児サポートグッズ。今回はその中から、赤ちゃんの動きやオムツのコンディションを、スマートフォンでモニタリングできるベビーケアアラーム「AKOi Heart(アコイハート)」(6912円[税込])を紹介しよう。
センサー内蔵端末を赤ちゃんに装着し、呼吸や寝返りをモニタリング
まず、アコイハートの基本性能から説明しておこう。アコイハートでモニタリングできる赤ちゃんの状態は、「呼吸」と「うつ伏せ」そして「おしっこ」の3つ。親指ほどの大きさ(約8g)の本体を、赤ちゃんの衣類、またはオシメに装着して利用する。
パッケージには専用の充電ケーブルも同梱されている。満充電の状態で、7日間の連続使用が可能になるという。
本体の内部に各種センサーを内蔵。スマートフォンとはBluetooth経由で接続する。 モニタリングの基本的なしくみは、いたってシンプルだ。呼吸の感知では「本体のセンサーが10秒以上呼吸を感知できなかった場合」、うつ伏せの感知では「本体が120度以上傾いた場合」、というような基準で判定を行い、専用アプリがインストールされたスマートフォンにアラームが通知される。
通知の種類は、サウンドやバイブレーションなどから選ぶことができる。Bluetooth接続が途切れた際にも警告してくれるので、モニタリング漏れの心配がないのはうれしいところ。 また、呼吸やうつ伏せの状態をモニタリングするためには衣類、おしっこの状態をモニタリングするためにはオムツ、というように目的によって装着する場所が異なるため、1台のアコイハートでは、呼吸、うつ伏せとオムツを同時にモニタリングすることができない点には注意が必要だ。
2台セットのパッケージもあるので、万全を期すならそちらもオススメ。
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