1990年代に青春を謳歌した我々にとって懐かしの、そして憧れのハイテクスニーカーが新たに復刻する。
「WP2 EW」各1万3000円/コンバース 0120-819-217 どや! このカラーリングとボリューミーなデザイン。今年2月、ブランドが独自開発したミッドソールテクノロジー「エナジーウェーブ」を搭載した
新コレクションが発売されたが 、9月にその第2弾が登場する。こちらはコンバースの代表的なバスケットボールシューズ「ウエポン」をベースにアレンジし、エナジーウェーブを搭載した「WP2 EW」である。
オリジナルのウエポンがリリースされたのは1986年。当時、ジョーダンをはるかにしのぐスーパースターであったレイカーズのマジック・ジョンソンと、因縁のライバル、セルティックスのラリー・バードを起用した広告が話題を集め、世界中で400万足を売り上げる大ヒットとなった。
オリジナルでも特に代表的なレイカーズカラーと、ブラック&グリーンの2色展開で、当時のデザインを踏襲しつつ、ボリューミーなソールやメッシュ部分など、ディテールはモダンにアレンジされている。
コレクション第2弾では「WP2 EW」に加え、NBAレジェンドの一人、“グランママ”ことラリー・ジョンソンが愛用したことで有名な「エアロジャム」のアレンジである「エアロジャム EW MID」や、当時のコンバースのバッシュのパーツをミックスしたようなオリジナル作品、その名も「MXウェーブ EW」といった、懐かしくも新しいモダンなアイテムが並ぶ。
「エアロジャム EW MID」1万4000円/コンバース 0120-819-217 「エアロジャム EW MID」も、カラーリングや着脱可能なシューレースカバー、星マークのCONSロゴなど、1993年発売のオリジナルの印象を残しつつ、ソールのボリューム感と配色をアレンジし、現代風にアップデート。
ソールはスプラッシュプリントや独特のカラーリングが特徴。
「MXウェーブ EW」各1万2000円/コンバース 0120-819-217 こちらは「名作のいいとこ取り」として、第1弾で新登場した「MXウェーブ EW」の第2弾。第1弾と同じく、小ぶりなシェブロンスターやプラスチックパーツ、タンのCONSロゴなど、名作を構成するパーツがひとつになったようなデザインに、メッシュやシンセティックレザー、スエードを組み合わせた一足となっている。
カラーはチャコール&ホワイト&レッドと、グレイ&ホワイト&ブルーの2種展開。ローカットだとポッテリしたソールがより際立ち、モダンな印象となる。
コレクター心もくすぐるデザインで、「ひとつに選べない」という悩みをも生む本作。なけなしのバイト代でスニーカーを買っていたあの頃にはできなかった「大人買い」「色ち買い」をするなら……今かもね。
[問い合わせ] コンバースインフォメーションセンター 0120-819-217 谷澤修太朗=文