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2019.07.24

ライフ

元メッセンジャー直伝、一歩先ゆくサイクリストの便利ギア

>連載「Good Packing Guy」を読む

南さん

前回、シティ派サイクリストとしてパッキングを紹介してくれた、バリスタの南 秀治さん。スタイル重視でのアイテム選びを披露してくれた。

元メッセンジャーとして今もなおサイクリストの一線を走り続けている彼のギアは、目からウロコなアイテムのほか、ならではの使い方も多い。

そこで今回は、快適なサイクルライフを送るため南さんが選りすぐったアイテムを紹介していきたい。

通勤ライダー必見の、プラスチック製ダンポール


プラ板

まずバックパック周りから見ていこう。
南さんが通勤用に使っているクロームのバックパックの中には、東急ハンズで手に入れたという、通称「プラ段」と呼ばれるプラスチックの板が入っている。

「書類などを入れる際、バッグが柔らかいと曲がってしまうんですよね。バックパックの余計な動きを抑えるためにも、メッセンジャー時代からこうした仕切りを入れています」。

夏には、この板の裏にカチ割り氷を入れて涼んでいた、というエピソードも。これからの時季に真似したいテクニックと言えるだろう。

 

スマホケースは、しまいやすく外れにくく
 スマホケース


通勤、ロングライドとシーンを問わず欠かせないのがスマホケース。ショルダーハーネスにケースを取り付け、停車中すぐ取り出せる位置にセット。ポケットに入れると走行中は邪魔になるため、この位置がベストだ。

「ロングライドでは長時間雨に晒される可能性もあるので、フラップ付きを使っています。マップを確認したいときもフラップを外すだけで簡単。通勤用には日本のブランド、ライドバッグのケースを選びました。フラップがない分、収納が簡単なうえ、抜けにくい仕様になっています」。

 

1本あると便利すぎる、ストラップは必須!


ストラップ

ロングライド用のバックパックに付けていたのが、ナイトアイズのストラップ。ヘルメットを固定したり、ストラップ付きのアイテムを引っ掛けたりと、1本あるだけで収納力がアップする優れものだ。

「バックパック以外にも、車体に荷物をくくりつけたり、袋の口を縛るのにも使えるマルチなアイテム。自転車乗りで愛用する人は多いです」。

 

これからの季節は必見。汗ふきシートの収納
 ボディシート


身だしなみケアのアイテムは最低限持ち歩く人は多いが、汗ふきシートをケースに収納している人は少ないかも。南さんがシーンを問わず常備しているのが、コンタクト液や目薬などを入れるアメニティポーチのほか、サイクルショップ、テンプラサイクルのポーチ。

このポーチは汗ふきシートがジャストサイズで入る仕様で、夏は欠かせないアイテム。止水ジップは中身を守ってくれるだけでなく、シートが乾きにくくなるのもメリットだ。



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