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「C.E」プレス 末次 亘さん Age 33 が選んだ
「テリー・ジョンスン」のTシャツ


「C.E」プレス 末次 亘さん Age 33 が選んだ 「テリー・ジョンスン」のTシャツ

「同じ趣味の人に会えるのがTシャツの面白さですよね」
末次さんが愛用するTシャツは、C.Eのものを除けばほとんどが影響を受けた作家やマンガ、映画にまつわるもの。デザイナーズ・リパブリックに諸星大二郎や『攻殻機動隊』、好事家垂涎のものばかり。

なかでもイラストレーターのテリー・ジョンスンこと湯村輝彦さんにまつわるTシャツは思い入れも量もトップクラス。「ギャングスタ・ラップを聴くようになってから夢中になりました」。東京・東高円寺のクラブバー「グラスルーツ」のためにデザインされたものは、毎年欠かさず購入しているそう。「着ていると見知らぬ人から話しかけられることもありますね。グラフィックTシャツって、コミュニケーションのためのツールでもあると思うんです」。

 

「エストネーション」メンズディレクター 鷲頭直樹さん Age 45 が選んだ
「フィル ザ ビル」のシャツ


「エストネーション」メンズディレクター 鷲頭直樹さん Age 45 が選んだ 「フィル ザ ビル」のシャツ

「小ぎれいだけれど気を使わずに付き合えるのがうれしい」
「久々にシャツが着たくなったんです」。夏服の話題になり、そうつぶやく鷲頭さん。その心とは?「夏はどうしてもTシャツ・ショーツになりがち。でも、四十も半ばで年相応にきれいな格好もしなければなと思いました。それでいろいろ見比べて、ベストだったのがコレでした」と太鼓判を押すのが、レーヨン仕立ての開襟シャツ。黒ベースで落ち着きもありながら、身幅が広く肩も落ちた今っぽいフィッティングだ。

エストネーションのディレクターを務めるだけあり、スーツ系にも明るい鷲頭さんだが、今はこのくらいのカジュアル&きれいめのバランスが心地良いと言う。「BDシャツなどよりも力が抜けていて、気を使わないで付き合える。ただ、総柄なのでゴキゲンに見えすぎないようには気をつけています」。

 

「イトナム」代表 名村恒毅さん Age 42 が選んだ
「FAB」のTシャツ


「イトナム」代表 名村恒毅さん Age 42 が選んだ 「FAB」のTシャツ

「タフでヘタりにくく着心地もいい理想のパックTです」
「仕事柄よくアメリカに行くのですが、まずは必ずスーパーに寄ってパックTを買うんですよ」と名村さん。そんな身近なアイテムを、これまでにもさまざまなブランドのものを試してきた。PRを手掛ける名村さんの肥えた目に留まったのが、新鋭ブランドのこの2枚パック。なんと、コットンにコーデュラナイロンを混紡した異色のアイテムだ。

「年を重ねるうちにクタクタのTシャツが苦手になってきてたんですが、これはタフな素材でヘタりにくいんです」。厚手で透けにくく、襟も伸びにくくて1枚で着ても風格が出る。FABの優秀さは、Tシャツ選びにおいてトライ&エラーを繰り返してきた名村さんが言うのだから、相当なものだろう。



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