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2019.07.19

ライフ

軽量化は正義にあらず。スタイルにこだわる元メッセンジャーのバッグの中身

>連載「Good Packing Guy」を読む

パッキングの様子

サイクリングにおいて、身軽なスタイルのほうが機動性は上がるもの。そのため、パッキングは軽くてコンパクトであることを良しとするイメージがつきまとう。

しかし、重さやサイズを気にして、自分好みのスタイルを曲げるのは本意ではない。せっかくなら好きなアイテムを身につけ、趣味もファッションも思いきり楽しみたい。

そんな人の手本となる趣味人から、パッキングのヒントを教えてもらおう。

南さん

話を伺ったのは、バリスタとして活躍しながら、新作ピストバイクのテスターも行っているサイクリストの南 秀治さん(36歳)。

元々はメッセンジャーとして7年間活躍した、まさにバイクのプロだ。

「高校生の頃に出合った、海外のメッセンジャーの写真集が衝撃的でしたね。競技じゃない、ストリート色の強いバイクスタイルにカルチャーショックを受けました。上京後にメッセンジャーをはじめたわけですが、その頃はまだピストカルチャーが流行る前で、MTBやロードバイクが主流でしたね。あれから10年以上経ちましたが、ずっと街乗りを意識したスタイルにこだわっています」。

南さん

そんな彼が愛用するのは、国産のピストバイクブランドDURCUS ONE(ダーカスワン)のMASTER。街乗りに特化した造りがお気に入りで、テスターとしてもファンとしても、長年このモデルを愛用して乗り継いでいるとか。

愛機はもちろんだが、パッキングもタウンユースを常に意識して選んでいるという。

「ロングライドの場合でも通勤時でも、荷物の重さよりスタイルを重視しています。ガチガチのスポーツスタイルより、ラフな服装のほうが道中もいろいろ寄って楽しめますし、最低限の荷物だと何かあったときが心配、というのもあります(笑)」。

バックパックを背負った後ろ姿 いつも通勤で使っているバックパック。往復40kmの距離を毎日走り、1カ月に1000kmを走破することもザラだとか。

バッグはバックパックの一択!


そんな南さんのバイクライフで欠かせないのが、バックパック。

「ピストバイクの持つデザイン美を邪魔しないように、バックパックが基本。マシン本体に固定するフレームバッグだと動きの邪魔になることや、自転車の乗り降りに合わせて取り外す必要があるのも手間になってしまいます。その点、バックパックはムレる以外の欠点がなくスマート。これは多少かさばりますが、見た目重視で選びました(笑)」。

バックパック

バックパック派の南さんが愛用するのはメッセンジャーバッグブランド、クロームの「ワルシャワ」。通勤用として日常的に背負っているものは、ポケットが多く、小物の整理整頓に役立つ。さらに大容量でノートパソコンもサッと入れられる。

「自転車乗りのためのブランドだけあって、造りは秀逸です。IDケースや小物を入れるポケットが多くて便利です」。

アーバン EX ロールトップ 28 休日のロングライドで使用するバックパックは「アーバン EX ロールトップ 28」。


ロングライド用に使っているのも同ブランドのバックパックで、完全防水タイプ。

「大雨の日の通勤ではさすがに電車に乗りますが、ロングライドで遠方へ行ったときの雨は避けられません。そのため、完全防水タイプを使っています。収納ポケットは最低限ですが、すぐ取り出したい財布や鍵が入るポケットがロールトップ部分に付いています」。

ヘッドギア

ヘッドギアやサングラスは、本気なアイテムが格好いい


バックパックのほか、常に身に着けるアイテムもスタイルを決める重要なファクター。なかでもヘッドギアは大切なポイントだ。

「サングラスやヘルメットは割とガチのブランドのものを選んでいます。ストリート仕様の丸いヘルメットなどもありますが、これに関してはレーサータイプが好きで。身を守る大事なアイテムなので、ここはスポーツタイプを取り入れても様になりますね」。

ヘルメットはカットライクのウィスパー、サングラスはオークリーのジョーブレーカーを愛用。ケイデンスのサイクルキャップは、汗止めや髪をまとめるために必ず被っている。

 

サイクルジャケット

本気すぎないアウターながら、使い勝手は抜群


雨具も街乗りには必須。アウターとして使うジャケットはクロームのもの。タウンユースできるデザインなうえ、ベンチレーションが付き、撥水機能もあるため通勤の1〜2時間ならこれだけで平気だそう。摩擦に強く、ポケットの数が多い点も優秀だ。

「街乗りにちょうどいいデザインが気に入っています。このジャケットのポケットは、ライド中に絶妙に使いやすい位置にあるんです」。



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