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ーなるほど。ほかには?

内田 スケートTも熱狂者なファンが多くて面白いですよね。これはゾーラックのマルチプリントで、スラッシャーのロゴをパロってたりするんです。試し刷りしたものかもしれないんですが、こういう一点モノ感のあるTシャツも大好物。





ースゴい! プリントも重なったり脇に食い込んだり、自由ですね。

内田 でも、ちゃんと作品としても成立してる。唯一無二っすよね。

ー確かに。ちなみに『The T’s』の表紙はソニック・ユースですね。

内田 これも大人気ですよね。マイク・ケリーのぬいぐるみアート。表紙とは色違いのグリーンも好きなんですよね。ビームスでのポップアップにはこちらを投入しました!



ーちなみに……その隣にある“招き猫”はなんですか?

内田 あ、コレ? これは「ピグスティ」の“おまもり”で、アメ村店に飾ってるやつです。



ーへぇ。

内田 いろんな人に「譲って!」と言われるんですが、おまもりですから「譲れません!」(※ビームスでのポップアップでストックの1枚を販売した)。でも、Tシャツってそういう個人的な想いもたっぷり込められてますよね。マイ・ベストを選んでと言われたら、結局は想い出の強さが指標になるのかもしれません。

ー話を聞いていると、どんどんTシャツが欲しくなっちゃいますね。

内田 情報が溢れている世の中で、誰々が着てるとか、どこどこのブランドだからというのだけが良し悪しの判断材料になっちゃったら悲しいですよね。そういうのにとらわれず「好きやから!」という理由だけで誰もが選べるのがTシャツだと思います。

 

もういい年だからと周りを気にしながら服を選ぶことも増えてきたオーシャンズ世代。だからこそ、最後の内田さんの言葉が身に沁みる。されどで選ぶTシャツならば、自分本位で選ぶのもいいかもね。

 

【問い合わせ】
ピグスティ アメ村店
06-6251-0289

www.pigsty1999.com

 

菊地 亮=取材・文

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