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看板娘、登場


看板娘 「お待たせしました〜」。


4カ月ほど前からこの店を手伝うようになった沙也佳さん(27歳)。

「元々はお客さんとしてよく来ていたんですが、怪我をしたスタッフの代理として働くようになりました」

生まれたのは確かに東京だが、父親の転勤に伴って岐阜、名古屋を転々とした末に、中学時代に東京に戻ってきたという。

お次は料理だ。

貼り紙 燻してください!


メニューを見ると、これまでの燻製料理の概念を超えたラインナップだ。

メニュー 何でも燻せば美味しいということか。


注文したのは日替わりの「海の幸プレート」(1580円)。

海の幸プレート 上から時計回りに、サーモン、イカ、タコ、エビ、サヨリ、あん肝、中央はサバだ。


果実酒はみかんの旨味が凝縮されている。しかも、グイグイ飲めてしまう危険なお酒だった。そして、25度以下の低温で燻製する「冷燻」という手法で作られた海鮮の燻製も素晴らしい。

ママがよくわからないものの深そうなことを言う。

「サヨリを燻製にすると、ああこれは白身魚だってことを思い出させてくれるんだよね」



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