昨今のグッチの快進撃を支えるクリエイティブ・ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレ。「過去と現在」「ヴィンテージとテクノロジー」を融合する彼のユニークな発想が、また革新的なプロジェクトを生み出した。
なんと、グッチ公式アプリにARテクノロジーが導入され、ブランドのキーアイテムであるスニーカー「エース」をバーチャルに“試着”することが可能になったのである。しかも今後は、スニーカーにとどまらず、今後展開予定の次季作まで“試着”できるようになるのだとか……。
VR(ヴァーチャルリアリティ)とともに、世界的に急成長を遂げるAR(拡張現実)。
日本では「ポケモンGO」によって、その技術が広く知られるようになった。ほかにも家具を自宅やオフィスに実寸で設置したように表示できるイケア・ジャパンの「イケア プレイス」など、ARは我々のライフスタイルにより密接に入り込みつつある。
この革新的な技術の広がりが、忙しいけどなかなか買い物に行けないオーシャンズ世代のワガママをいくぶん解消してくれることは間違いない。
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