周りを見渡すと、美しい海と自然……のみ。人もいなければ、コンロやパソコンといった文明の利器もない。
そう、ここは無人島。この夏、何もない無人島を舞台に、親子で「生き抜く」ための大冒険をしてみないか?
8月5日(月)~6日(火)に、和歌山県にある無人島で親子キャンプイベントが開催される。
同イベントは、普段過ごしている環境の大切さを知り、自らの手で生きる環境を創ることができる、「心」と「力」を身につけることを目的とした夏休みプログラムだ。
現代の生活なら当たり前にあるはずのモノがない環境に、大人も子供も戸惑うことだろう。しかしそこには、都会にいたら絶対に得られない学びで溢れている。
では、その学びとは?
まずは、火起こし。無人島はコンロもライターもない環境。ご飯を食べたいが、火はどうやって起こせばいい? その方法を自分たちで考え、実行する。何もないところから火を起こすことができた瞬間、「これが生きる力か!」と親子ともどもひとまわり大きくなれたような気持ちになる。
さて、火が点いたところで食事をしよう。しかし、ここには箸も皿もない。もちろんこれらも、自分たちでどうにかしなければならない。現地にある木を切り、削り、ようやく食器と呼べる形のものに。ゼロから自らの手で創り出す、達成感はひとしおだ。
食事にありつくまでにも、これだけの労力とアイデアが必要。いつでも好きなものを食べられ、使えるありがたみをひしひしと感じることができる。一緒に苦労した参加者たちとご飯を味わえば、いつも以上に美味しく感じるはずだ。
最後は、自分たちで起こした火でキャンプファイヤーを。テレビでもゲームでもネットをするでもなく、参加者と歌いながら火を囲んで一夜を過ごす。
こうして2日間のサバイバルが終わるとき、親も子も逞しく自信のある表情に。「無人島で生き抜いた」という共通体験をしたふたりの絆も深まるだろう。
自然、人、生命……。さまざまな「生きる」原点に触れ、親子で成長することができる無人島キャンプ。都会では経験できない非日常空間で過ごす夏は、親子にとって一生の思い出になるに違いない。
[申し込み]https://childrencamp1.peatix.com/ [問い合わせ] Kai Today mujintoproject@gmail.comhttp://kaitoday.jp