>連載「オーシャンズ X:幸せな離婚編」を読む 「バツイチはモテる」という話を聞いたことはあるだろう。人生の酸いも甘いも噛み分け、別れたとはいえ「結婚に至れる」スペックの高さを漂わせることは、「離婚した」というネガティブを補ってあまりあるほどの説得力を持たせることができるハズ……男性は。
翻って女性については、そういった話はあまり耳にしないが……。人生の新たな局面を迎える男女が「異性からどう受け入れられるのか」を知っておいて損はないだろう。
30〜40代の離婚経験者200人(男女各100名)にアンケート、「離婚してモテる」は事実か否かを調査してみた。
半数は実感なし。ただし、男性より女性がモテる?
■離婚後、異性からモテるようになった? ※全6項目から単一回答
・「どちらともいえない」51.5%(男性52.0%/女性51.0%)
・「モテていると感じる」23.0%(男性18.0%/女性28.0%)
[内訳]「明らかにモテている」4.5%/「どちらかというとモテている」18.5%
・「モテていないと感じる」23.5%(男性28.0%/女性19.0%)
[内訳]「明らかにモテていない」13.5%/「どちらかというとモテていない」10.0%
・「その他」2.0%
まず目立つのが、「どちらともいえない」がほぼ半数という結果。ただ異性に言い寄られたり拒絶されたりという、いわば惚れた腫れたの局面は年を重ねるごとに減るだろうし、検証する機会は多くはないとも考えられる。
また、「モテている」は23.0%であったのに対し、「モテていない」は23.5%とわずかに後者が多かったものの、ほぼ拮抗。しかし、男女別に見るとけっこう事情が違う。
「モテている」と感じる男性は18.0%であるのに対し、女性は28.0%と、男性を10ポイントも上回る。対して「モテていない」と感じる男性は28.0%で、女性は19.0%! 離婚後にチヤホヤされるのは女性が多い!? ということがわかった。
もちろん、一般的に異性に言い寄るのは男性が多いということを忘れるわけにはいかないが、それを差し引いても、離婚後に「モテる」男性は「モテない」男性より10ポイント少ないことは見逃せないポイント。そしてちょっぴり残念だ。
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