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ここで、常連の紳士が来店。「いつも1杯お付き合いしていただいているんです」と、ぴよさんに生ビールを振る舞う。

常連さんと看板娘 永福町が気に入って、かれこれ20年近く住んでいるそうだ。


雑談をする中で、駅前の「大勝軒」の話になった。

「私が学生時代の50年前にはすでにありましたから。下宿で友達と飲んでいて氷が切れたときは大勝軒に行って『すみません、熱が出ちゃって』と言うと氷をタダでくれたんです」

コンビニなどはない時代である。大勝軒、見直した。

ピアス ピアス好きのぴよさん。


耳の中にもピアスがあるが、いろいろと不便ではないのだろうか。

「全然大丈夫ですよ。耳掻きもできるし、イヤホンも入ります」

締めの1杯は、ずっと気になっていた白霧島。これを置いている店は珍しい。オーナー、藤島さんの趣味だそうだ。

白霧島のソーダ割り ソーダ割り(550円)でいただきます。


今回の看板娘は確固たる仕事哲学を持っているとお見受けした。

「ぴよ」という名前の通り、バーテンダーとしてはまだまだひよっこかもしれないが、近い将来、立派な鶏になって数多くの酒飲みを癒してくれそうだ。

メッセージ なかなかいいことを言う。


 

【取材協力】
スタンド 永福町店
住所:東京都杉並区和泉3-12-8
電話:050-1035-7435
www.instagram.com/stand_link/

石原たきび=取材・文

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