防寒着と雨具はこれひとつで兼用
日中と夜の気温差が激しい日もあるため、アウターは必須。レインジャケットはアメリカで新品で購入したもの。アメリカでは傘を差す習慣があまりなく、雨具は防寒着も兼ねて持っていくという、まさにマルチなアウターだ。
「アメリカに行くと、現地の人は傘を使わないんですよね(笑)。なので、僕も傘は持って行きません。現地の移動中はクルマの中に入れておくと、どんな天候変化があってもこれだけで対応できます」。
リモワは旅に必須の定番アイテム
そして、先述のサーフボード以外の荷物は、すべてこのリモワのスーツケースへ収納。仕事・プライベートを問わず長期旅行の相棒だ。スタイルを問わず使えるアルミのボディが決め手となっている。
今回見せてもらったパッキング。大きな荷物としては、ボードが入ったインナーバルブケースと、リモワのスーツケースで完結する。
ウォーターアクティビティだとアレもコレも……と考えがちだが、基本はこれだけでサーフトリップを楽しむというから、その荷物の少なさに驚く。
金替さんのように、手ぶらになれる着替えや防水のバッグ、傘が不要のアウターなど、“一石二鳥”なアイテムを多用すれば、イザという場合も困ることなく、身軽にサーフトリップが楽しめそうだ。金替さんのパッキングを参考に、もっと気軽に旅の計画を立ててみてはいかがだろうか。
ちなみに、国内で短期間になると、さらに荷物が減るということで、そちらは次回見せてくれることに。乞うご期待。
櫛ビキチエ=写真 金光照子=取材・文