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2019.06.23

ライフ

サーフィン暦20年超のベテランが教える、海外サーフトリップの必需品

>連載「Good Packing Guy」を読む

いよいよ夏本番。やはり夏といえばウォーターアクティビティが楽しい季節。しかし水着に着替えにタオルに……と、大荷物になる心配が。非日常のパッキングだからこそ、最適解を導き出すのが難しいもの。

それなら外遊びの“プロ”が、どんなパッキングを実践しているのか、荷物を減らすコツはあるのか教えてもらおう。

金替雄太さん

今回はサーフィンを嗜むこちらの方にご登場願った。パッキングを見せてくれたのは、Chah Chah(チャーチャー) ディレクターの金替雄太さん。

自身のブランドのほか、アイウェアブランドのギャレット・ライトをはじめ海外アパレル、雑貨などのディストリビューションを行う。

20年以上も続けるサーフィンは、もはやライフスタイルの一部。アメリカの西海岸をはじめ、海外・国内問わず毎年数回はサーフトリップへ行くそう。

「サーフトリップというと大荷物を連想している人が多いようですが、実際は身軽に行けるもの。海外へのトリップも意外とハードルは低いです」。

もっとサーフトリップを身近に感じてほしいという金替さん。自身でも気軽に楽しむため、できるだけ身軽になる工夫をしているそう。そのキーワードとなるのが一石二鳥で使えるものを選ぶこと。

それではさっそく、金替さんが海外にサーフトリップへ行く際のパッキングを見せてもらおう。

 

必須ギアは、意外と少ない!


サーフギア

こちらが、サーフィンの必須アイテムたち。国はもちろん、日帰り・泊まりとシーンを問わずいつでも使う、夏定番のアイテムだ。

愛用するサーフボード「INSANE SURFBOARDS Squider」のほか、ウェットスーツ、リーシュコードなどのアクティビティ用ギアが3点。そしてアフターサーフで使うバスタオル、水着にビーサンと計6点がセット。「正直、これさえあればサーフトリップは十分楽しめます。逆に言えば、これがないとサーフィンができない、超スタンダードなアイテムですね」。

 

サーフボードを入れるだけ。専用の緩衝材がある!


インナーバルブケース

「おそらく、板を飛行機へ積み込むための準備が、旅でいちばんネックに感じるのかも」と金替さんが話すように、サーフトリップで気になるのがサーフボードの持ち出しだ。

そんな人にぜひ知ってほしいというのが、インナーバルブケース。丈夫なプチプチ緩衝材がそのままボードの形になったものだ。このケースに板を入れ、メインのハードケースに収めるだけでOK。取っ手に付いた荷物タグが語るように、そのまま荷物として預けて問題ないそう。

「飛行機に乗せる際、緩衝材などを板にグルグル巻いて、という話を聞きますが、これはボードを入れるだけで簡単にパッキング完了。ボードケースにはほかの必須アイテムも入るので、あとは財布・携帯を持ったらサーフトリップができるほどですね」。

 

マルチに使えるカーアイテムがパッキングに必須!?


ハンギングベルト

こちらはキャプテンズヘルムのハンギングベルト。クルマの天井へ取り付け、サーフボードを載せるアイテムだが、旅へ向かう際は上記のサーフボードケースに取り付け、場面によって各所に固定させるほか、スーツケースベルトにもなる。

「現地に着いたらレンタカーを借りることが多いので、クルマに乗ったら車内に取り付けます。サーフトリップ中にあると便利なアイテムです」。



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