アメカジに精通する業界人に聞く、人気アメリカブランドのコスパ名品
大人が着たい期待のコスパ服●着回せて、着倒せて、それでいて、気負わなくていい服。それがつまり、コストパフォーマンスに優れるってこと。安けりゃいい時代も、高いが偉い時代もとうに終わった今、大人が着たい&大人が期待するコスパアイテムをガイドする。
ファッションを生業とする洒落者たちが愛する高コスパなアイテムってなんなのか。アメカジに精通する木山明久さんに、アメリカブランドで指名買いすべきアイテムリストを教えてもらった。
木山明久さん●「ヴォート メイク ニュー クローズ」ディレクター。1973年生まれ、東京都出身。原宿のプロペラや渋谷のバックドロップで経験を積んで、2003年にブランド設立。アメカジ好きから強い支持を得る。 |
コスパ品【1】「カスタムするのも楽しみのひとつ」
パタゴニアのポーチ 約¥5,400-
このアイテムのポイント ・もとはフィッシング用ポーチ ・だから、すごく機能的 ・ストラップはカスタム フィッツロイ・トラウトと呼ばれる魚のワンポイントが映えるパタゴニアのナイロンポーチ「ウェーダー・ワーク・ステーション」。これは、同じくパタゴニアのフィッシング用オーバーオールに装着できる仕様だが、木山さんは私物のストラップでカスタムしてサコッシュのように活用中。
「キヤノンのカメラストラップを付けてみたところ意外とマッチしたので、そのまま使ってます。ポーチもポケットが小分けになっていて使いやすい。オススメですよ。夏はTシャツにこれでいきます!」。
コスパ品【2】「安心の高品質、低価格」
エル・エル・ビーンのバッグ 約¥3,900-
このアイテムのポイント ・前面の3つのポケットが便利 ・タフなキャンバス素材 ・ロゴにも注目 薄手でやわらかなコットンキャンバス素材と、豊富なポケットが特徴の「カタディン・キャンピング・トート」。使い勝手の良さはもちろん、シンプルな着こなしのアクセントにも最適。
「どんな格好にも合わせやすくて、日常使いしやすい容量がいいですね。もちろんつくりは丈夫。このクオリティで4000円アンダーなんて文句なしに“買い”だと思います」。
木山さんはネイビーを愛用中だが、定番の生成りとオリーブカラーもラインナップする。
2/2