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2019.06.10

ライフ

元SEが飲食経験ゼロからの挑戦。UMAMI BURGER・海保達洋の惚れ込む力【前編】

海保さん

「『うまいバーガー屋があるんだけど行ってみないか?』 このひと言で私のキャリアが大きく変わりました」。

そう語るのはハンバーガーショップ「UMAMI BURGER JAPAN(ウマミバーガー ジャパン)」のCEOを務める海保達洋さん(48歳)。オールバックの髪にサングラス、シャツの胸元から覗くシルバーアクセサリー……SNSで覗き見た海保さんのルックスはいかにもイケイケの社長という印象だったが、実際に会うとその物腰は柔らかかった。

店内

待ち合わせ場所は、2017年にオープンした日本1号店・ウマミバーガー 青山店。目の前のセントグレース大聖堂では幸せそうなカップルがウエディングドレスとタキシードに身を包み、体を抱き寄せて写真を撮っているのが見える。

2009年にロサンゼルスで誕生して以降、全米に約20店舗を構えるほか、日本、メキシコ、バハマ……と急成長を遂げるウマミバーガー。海保さんはその日本支社のCEOを務める一方、アイウェアブランドやアクセサリーなどアパレルの輸入代理業も行っている。

海保さん

多忙でしょうと聞くと、「日々のルーティンなんてないようなものです」と言って笑う。

ウマミバーガーの出店計画を着々と進めるときもあれば、来日した外国人のアクセサリーデザイナーと一緒に各地のイベントをこなすため飛び回るときもある。もっとも主に最近はアメリカとやりとりを重ね、日本のウマミバーガーブランドを作り上げるために試行錯誤する日々だ。

UMAMI BURGER 店名を冠した看板メニュー「UMAMI BURGER」。ローストしたシイタケやトマトの旨みが口いっぱいに広がる。


さぞ、アメリカンカルチャーとの付き合いを深め、アパレル業界で叩き上げてきたのだろう……と思いきや、元々はSE(システム・エンジニア)として、IT畑に長らく籍を置いていたという海保さん。

なぜLAのハンバーガーレストランを手掛けることになったのだろうか。海保さんの半生と衰えない挑戦の軌跡を辿ってみた。



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