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フードエリアも見逃せない。
キャンプフェスではあえて調理しないという選択も


フェスならではの楽しみと言えばフードエリア。会場の地元の名店や都心のレストランが出店してテイクアウトフードをふるまうなど、そのバリエーションも魅力のひとつ。

「キャンプに来たのに出来合いのものを食べるなんて……」という気持ちもわかる。しかしそこはフェスと割り切って、地元のグルメに舌鼓を打ち、サーバーから注がれる生ビールを楽しむというキャンプもあっていいのではないかと思う。

ご当地グルメ 朝霧高原で黒毛和牛と成長に優れた乳牛を交配させたハイブリッド牛(F1)を育てている「岡村牧場」のブースでは、岡村牛の炭火焼きを堪能。ほかにも「富士つけナポリタン」や「富士山ひらら」など、富士市ならではのご当地グルメが販売されていた。(©FUJI&SUN’19)


 

アクティビティやワークショップも充実。
フェスならではの発見を楽しむ


キャンプフェスは、音楽ライブだけではない。アパレルブランドや自治体といった主催者の意向でさまざまな展示やアクティビティが用意されていることが多い。

雑貨作りや木材で作るオモチャなど、子供と一緒に楽しめるワークショップや、環境問題などSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)を意識した取り組みの紹介ブースもある。自然の中で社会について、環境について、“オトナ”として改めて考える貴重な機会だ。

さらに、アパレルやアウトドアブランドの出店ブースでは最新のキャンプギアなどが展示・販売されている。お気に入りのブランドのアウトレットなどもあり、思わず財布の紐が緩んでしまいそうだ。

出店ブース 企業の出店エリアでは、最新のキャンプギアの展示・販売、子供たち向けのワークショップなど趣向を凝らしたブースが並ぶ。(©FUJI&SUN’19)


ブランドの展示エリア コールマンとビューティアンドユースのコラボギアの展示ブース。(©FUJI&SUN’19)


ワークショップ 冒険家やアドベンチャーレーサーたちによって発足した「人力チャレンジ応援部」主催による展示やワークショップも開催されていた。極地で冒険を続ける冒険家たちの視点で、自然との触れ合いや冒険の楽しさを知ることができる貴重な機会だ。(©FUJI&SUN’19)




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