>連載「オッサンIT化計画」を読む 音楽好きな人なら、すでにSpotifyやAmazon Musicといったストリーミング配信サービスが、暮らしに欠かせない存在となっている人も多いはず。
そこで注目してほしい存在が、先ごろAmazon(アマゾン)からリリースされた、ストリーミング配信サービスやEchoシリーズのスマートスピーカーとの連携機能を備えたAlexa対応プリメインアンプ「Echo Link Amp(エコー・リンク・アンプ)」だ。
Amazonが造ったアンプは、“普通のアンプ”と何が違うのか? その特徴をレポートしよう。
スマートスピーカーの“不満要素”を解消するコンパクトなプリメインアンプ
「Amazon Echoシリーズ」や「Google Home」に代表されるスマートスピーカーの機能で特に魅力的なのが、SpotifyやAmazon Musicといったストリーミング配信サービスとの連携だ。楽曲の再生や音量調整を音声で行える便利さは、スマートスピーカーを利用している人なら強く実感しているに違いない。
ただし、スマートスピーカー“のみ”でストリーミング配信サービスを利用する際に不満要素となりがちなのが音質の問題。
オーディオにこだわりを持つ人なら、スマートスピーカーをCDプレイヤーやターンテーブルのように、アンプに接続して利用したいところではないだろうか。
そうしたニーズに応えるべく登場したのが、今回レポートするエコー・リンク・アンプだ。
……と言われたところで、「だったら普通のアンプに接続すれば良いのでは?」と思う人が大半だろう。
もちろん、Echoシリーズには外部出力も用意されているので、通常のアクティブスピーカーやアンプと組み合わせることも可能。すでにオーディオ機器を持っているなら、それで事足りてしまうと考えるのも無理はない。
しかしエコー・リンク・アンプには、普通のアンプにはないメリットが、いくつも備わっているのである。
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