スマホでOK！美しすぎる夕焼け写真の撮り方をプロに聞いてみた

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1年でもっとも昼が長い夏至を迎えれば、いよいよ夏本番。すると、秋にかけて夕焼けの見ごろも始まります。

どうしてこの時期かというと、夏は雨上がりに水蒸気が光を拡散して空が真っ赤に染まりやすくなり、秋は秋で大気が乾燥しクリアになるため空に見事なグラデーションが描かれるケースが増えるからです。

みなさんもふと見上げた夕焼け空にハッと心を奪われたことがありましょう。もちろん、撮りたい。撮ってSNSにアップして「いいね」をもらいたい。

しかし、夕焼け空の撮影は難しいもの。普通にスマホカメラで撮ろうとすると、空は白っぽく飛び、建物や人は黒く沈みがち。

よくある夕焼け写真。太陽は白く飛び、街並みは黒く潰れている。撮影／荒谷良一

これはなぜなのか？ そして夕焼け空をうまく撮影するコツとは？ だったらプロに相談だ！……というわけで六本木ヒルズ展望台からの広告ビジュアルを手がけるカメラマンの荒谷良一さんにうかがいました。