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救急病院にいつも小児科医がいるとは限らない。


初産であれば、親も子育てビギナー。もちろん赤ちゃん自身は意思表示ができない。そういう状況で、突然の体調の異変や不意の怪我などはよく起こることだ。当然かかりつけの医者や、救急病院はチェックしてあると思うが、見落としがちなのは「その救急病院に小児科医が在勤しているか?」だ。

小児科をメインとしている救急病院が近くにあれば良いのだが、地域によっては、日によって内科医が担当する病院もある。何かあったときに救急車を呼んで、あとは救急隊員にまかせるというのではなく、やはり、自分たちで応急処置の方法を学んでおいたり、救急車以外の選択肢を意識しておく必要もあるだろう。

例えば、一部自治体には子供の救急相談を受け付ける電話窓口がある。また、日本小児科学会が公開している救急対応のQ&Aサイトなども何かのときに便利だ。

厚生労働省が案内する地方自治体の「子ども医療相談事業」一覧
www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html

「こどもの救急」(厚生労働省研究班/公益財団法人 日本小児科学会監修)
http://kodomo-qq.jp/


子供を医者に見せるタイミングというのは難しい。過度に心配して、医者に迷惑をかけたくないなんて繊細なオトーチャンもいるかもしれない。そうであればこそ、「自分たちでできること」を備えておきたい。



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