“オヤジギャグ”は勘弁だけど、オッサンはもユーモアを忘れちゃならない。
ユーモアとはつまり、大人の余裕。無性に愛らしかったり、クスリとさせられたり、シャレが利いていたり……。
そんな遊び心を持ってアクセサリーを楽しめるか、それが問題だ。
①ドッグステイトのリング
ワモテのスカルの頭には、なんと猫耳! ロンドンのジュエリーブランドでキャリアを積んだ日本人デザイナーが楽しんで作ったシルバーリング。
②リン バンのリング
ブラックロジウムメッキのシルバーにダイヤを並べてレタリング。反骨の姿勢は、これくらいスマートに。
③トビア・ウィスティセンのリング
アンティークのシルバーパッチ&コインをモチーフに、コラージュアートのようにデザインしたリング。それぞれにストーリーがあると思うと、なかなか感慨深い。
④ゴシック ヨウジヤマモトのリング
’80年代に生まれ、その後2013年の復活まで休止していた幻のラインよりポップな「ヴァンパイア リング」をチョイス。
⑤キース・ヘリングのカフリンクス
ポップアートの寵児のモチーフを、メタルと樹脂で模したカフリンクス。袖にチラッと覗こうものなら、そりゃ好感度も上がりますわ。
⑥ラフ シモンズのブレスレット
ロブスタークラスプ留めのカーブチェーンには2枚のプレート。刻まれているのは、“Replicant”の文字。着けたあなたは……もしや!?
⑦ビルウォールレザーのバングル
ガシッと握手を交わしたシルバーバングルは細身なので重ね着けもしやすい。長い付き合い、約束します。
⑧アンブッシュのネックレス
スケートボード型のチャームは磨きのかかったシルバー製。歩くたびに揺れ、Tシャツの上でトリックをメイクするとか、しないとか。
⑨プエルタ・デル・ソル×ガンクラフトのネックレス
ルアーメーカーとのコラボで、その代表作がシルバーアクセに。尾の部分が揺れるルアーの動きもしっかり再現。好奇心旺盛な男としてはまんまと釣られたいところ。
⑩バニーのネックレス
トップに鎮座するのはバニー……じゃなくて世界一有名なビーグル犬。熟練職人の技術で、重厚なシルバーで柔らかな曲線をしっかりと表現している、本気で遊んでる感を支持したい。
渡辺修身=写真 柴山陽平=スタイリング