毎夏、百花繚乱のボードショーツ。ただ、何を基準に選べばいいのやら。
そこで、海を目指す大人だったらこれ、という間違いのない5タイプを厳選してみた。
①クラシック
往年のサーフカルチャーにコミットするなら、経年変化も楽しめるざっくりしたナイロン&懐かしい配色のクラシックタイプをチョイスしてみて。
左:BRIXTON(ブリクストン)フェイディなライトイエローがレトロな1枚。ヴィンテージに着想を得たナイロンオックスフォード地は、はき込むほどに柔らかくなって味が出る。
右:YELLOW RAT(イエローラット)アメリカンヴィンテージを追求する、日本人デザイナーによるブランド。生産はアメリカで行い、生地やデザインなど、雰囲気満点。
②アップサイクル
海を愛する男たるもの、忘れてはならない環境問題への意識。サステイナブルなアップサイクルプロダクトを積極的に取り入れてほしい。
左:VOLCOM × RYAN BURCH(ボルコム×ライアン・バーチ)除草剤などを用いないサステイナブルな農法で栽培されるヘンプを使用。そこにストレッチ性や撥水性などを持たせた完璧なやつ。
右:VISSLA(ヴィスラ)ココナッツの繊維にコットンを混紡し、リサイクルしたプラスチックボトルを使用。かつ速乾&UVカットの高機能。
③ハイパフォーマンス
サーフィンもスポーツ。常に先端のテクノロジーが追求されており、その恩恵は、海で遊ぶ人なら誰でも受けられるものだと思う。
左:HURLEY(ハーレー)機能派の雄の最新版「ファントム ハイパーウィーブ」。超軽量のファントム素材はそのまま、6本のウエストコードがフィット感をアップ。
右:QUIKSILVER(クイックシルバー)特殊な織りによる2重構造が生む通気性と柔軟性、そして圧倒的なストレッチ性を備える。パフォーマンスサーファー垂涎。
④水陸両用
二兎追って二兎得たい、つまり海と街で活用したい人にはこちらを。スラッシュポケット付きで、アロハシャツ感覚ではける総柄モノを選んだ。
左:EVENFLOW(イーブンフロウ)西海岸風のネオンサインにブランド名をところどころ潜ませたユーモラスな柄。ブラックベースは都会のスタイルにもぴったり。
右:SATURDAYS NYC(サタデーズ ニューヨーク シティ)ヒョウ柄と思いきやフローラル柄。こんなウィットなグラフィックセンスは、単なるサーフブランドじゃ作れない。
⑤ウラがある傑作
不朽の名作といえるウォーターショーツをピック。そのウラには奥深いストーリーとともに、メッシュインナーも装備したものでもある。
左:REEF(リーフ)ブラジル発サンディエゴ育ちのサーフライフスタイルブランドの定番ショーツ「ヴァレー エメア」。ストレッチ生地を備え最新仕様に。コチラのショーツは「
オーシャンズ グッドライフストア」でも販売中だ!
右:PATAGONIA(パタゴニア)水陸両用の元祖として、1982年から続く究極のショーツ「バギーズ」。毎年、登場する新色を心待ちにするファンも多い。
鈴木泰之=写真 諸見里 司=スタイリング