これまで数々の著名デザイナーとのコラボを成功させてきたユニクロ。今夏タッグを組むのが、ボッテガ・ヴェネタのクリエイティブ・ディレクター、トーマス・マイヤーだ。
テーマはユニクロ初となる「リゾート」。それにしては色もアイテムもシックだが、実はこれがトーマス流。
ひとつは、どのアイテム同士を合わせてもコーディネイトしやすいよう、ネイビーやカーキといった定番色に設定していること。またリゾートという特別な場所だけではなく、街でも「心と時間の解放」を味わってほしいという思いから、快適な着心地とベーシックデザインにこだわった点だ。今回も成功の予感。※ショーツとポロシャツ以外は一部店舗のみで販売。
年を重ねるにつれ、インパクトの強いアイテムにはどこか臆病になってしまう。だからリゾート服は現地でのみ着るものだと決めつけていた大人も多いはず。でも、これなら進んで普段使いもしたくなる。ヘビロテできるリゾート服なんて、いいじゃない。
中村利和(BOIL)=写真 松本有記=スタイリング