当記事は「ボーネルンド公式ウェブサイト」の提供記事です。元記事はこちら。 1921年創業の老舗メーカーであるジク(SIKU)社。もとはベルトなど金属を使った製品をつくっていました。
第二次世界大戦後、長く続いた暗い時代のムードを払しょくしようと、「子どもたちに遊具を!」という機運が世界的に高まる中、ジク社ではミニチュア・カーづくりをスタート。自社の技術を駆使し、子どもたちの身近にある車を忠実に再現しました。
現在では、街で活躍する消防車や電車、バス、フェリー、トラックやヘリコプターなど500種類以上の製品をつくり、世界60か国に輸出しています。
BMWやメルセデス・ベンツなどの車メーカーとライセンス契約を結び、本物の車の設計図からデフォルメせずに忠実にミニチュア・カーに再現。世界の名車が多くそろっています。
ドイツ・ジク本社と隣接する工場、物流センター。
子どもたちは乳幼児期を過ぎる頃から、身の周りの環境や人、モノに興味を示し始めます。
空想の世界で遊びながら、模倣体験をくり返していきます。このくり返し遊びを通してさまざまな体験をすることで、子どもたちは生活のルールの多くを学んでいきます。
「そのような時期に、本物そっくりの道具を操ることは、子どもたちの想像力を大きく豊かに広げます。だから私たちは“本物”を追求した物づくりを行っているのです」と、ジク社のセールスマネージャー・エドモンドさんは話します。
ヨーロッパ基準の高い安全性も魅力。
ミニチュア・カーの他にも、ドイツ本国の都会の暮らしを再現した「SIKU WORLD」や、酪農のごっこ遊びが体験できる「SIKU WORLD ファーマー」などのジオラマシリーズがあり、子どもの想像力はさらに膨らみます。
現実の世界と空想の世界をつなぐあそび道具は、本物の世界観をしっかり再現してこそ、豊かな成長と学びへつながると、ジク社は考えています。
「SIKU WORLDファーマー」で農場の生活や酪農のごっこ遊びを体験。
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