「Camp Gear Note」とは…… キャンプギアを購入する際、奥さんに対する言い訳として「自宅で普段使いもできるから」というフレーズを切り札にしている方は少なくないだろう。
かく言う筆者も、そのひとり。うちの場合、そんなギアの中でも「フォールディングテーブル」の出番が圧倒的に多い。
そこで今回は人気ブランドの名作フォールディングテーブル7つを、その使い途の提案とともに紹介してみよう。
■折り畳み式のウッドテーブルで、リビングにキャンプテイストをプラス
天板のサイズは75×48cm。「ウィングテーブル」2万8600円/ペレグリン・デザイン・ファクトリー www.peregrine-f.com
まずは「ペレグリン・ファニチャー」の代表作「ウィングテーブル」。ブランドとして初めてリリースした製品だが、発売から10年以上売れ続けているロングセラーモデルだ。
発売当初はアルミやステンレスのキャンプテーブルがシーンの主流で、ウッドテーブルといえば海外製の大きなものくらいだった。
その点、このモデルは脚を天板内側に収納したあと、さらに半分に折り畳めるギミックがキモ。コンパクトに収納でき、持ち運びやすい形状に仕上げられている。
折り畳むと重なるパーツが、ちょうどいい持ち手になる。
ロースタイルで使うのにちょうどいい高さ(28cm)は、意外と和室にもぴったり。在宅勤務時の移動式作業用机としても優秀だ。
2〜3人のキャンプで使うのにちょうどいいサイズ。「ドンキーテーブル」2万8600円/ペレグリン・デザイン・ファクトリー www.peregrine-f.com
ほかの家具との相性を考えて選ぶなら「ドンキーテーブル」をおすすめしたい。高さは42cmとウィングテーブルより少し高く、ソファのサイドテーブルにぴったり。
収納時はくるくると丸めて、細長い状態にまとめられる天板のサイズは78×58cm。庭に置いて、ピクニック気分でランチをしたり、コーヒーブレイクに使ってみては?
マジックテープとボルトを使い、初めてでも設置が簡単。接続部には「相欠き継ぎ」と呼ばれる伝統的な工法を用いる。
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