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水性ペイントは、既設の壁紙の上から塗れるので手順も少なく、850g缶(約2~2.6㎡に2度塗りできる量)で3960円(税込)程度と費用も安い。壁一面にペイントを塗装するのに2時間程度、休み休みやっても半日で終わるというからお手軽だ。
手についても洗って落とせるし、においもしないので、子どもと一緒に塗っても問題ないとか。実際に水性ペイントを買った人が「思ったより上手にできた」と、DIY後の写真を持って店を訪れることも多いそうだ。
水性ペイント「グリーペルル」と「ブロンカッセ」を1対1で混ぜて作った、オリジナルの明るいグレーで、壁の羽目板とドアを塗った事例(画像:Decor Interior Tokyo)

DIYのメリットはコスパとオリジナリティ

DIYのレベルにもよるが、壁や床のマテリアルを変えるだけなら、模様替えの延長線上でできる手軽さがある。また、面積が大きい部分なので部屋の印象がかなり変わる。
プロの事業者に頼むよりも格段に低価格ででき、見た目が一新するので、コストパフォーマンスがよいというのがDIYのメリットだ。
同店の打ち合わせスペースの壁には、サンプルとして壁紙が貼ってあるので、部屋のイメージが伝わる(筆者撮影)
壁紙は、ロール売りもあるが1mから購入でき、国産のものなら1m(幅約92cm)で550円(税込)~。襖紙は襖1枚分(約200×約97cm)で3960円(税込)~。クッションフロアは畳1枚分(1.82×1m)で2200円(税込)~、などとなっている。小さい面積からでも買えるので使い勝手もよさそうだ。
また、同店の水性ペイントは”くすみ色“といわれる独自の色合いだったり、壁紙では輸入壁紙を多く取り扱ったりしているので、ほかのお宅ではあまり見られない色や柄のものを探せる。自分好みのマテリアルで、イメージ通りに仕上がるというオリジナリティも大きな魅力だ。


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