「Playback 2021」●オーシャンズにとって創刊15周年のアニバーサリーイヤーだった2021年を振り返る。
日本漢字能力検定協会が毎年発表している「今年の漢字®️」。2021年は「金」だった。
理由は、東京オリ・パラでの多くの“金”メダル、大谷選手や藤井棋士など各界での“金”字塔などとのこと。
2021年のオーシャンズを飾った多くの人物を振り返っても、 編集部的に“金”メダルをあげたい人たちがたくさん! その中から12人を厳選!
■銭湯部門の金メダリスト
1933年創業の老舗銭湯・小杉湯の3代目当主である平松佑介さん。銭湯が減少の一途を辿る中で家業を継ぎ、今や湯気と人で溢れる人気銭湯となっている。
ただ、平松さんの物語はひと筋縄な若者の逆転劇ではない。紆余曲折を経て銭湯カルチャーに一石を投じる存在となった平松さんの姿に金メダル!
平松佑介さんの金メダルな話■パワースポットの金メダリスト
オーシャンズはもちろん、さまざまなところでモデルとして活躍するKENJIさん。ある日思い立って約1カ月の休みをもらい、関東から九州までのパワースポットを巡る25日間の車旅を敢行した。
ずっと気になっていた日本の土地を巡りたい。自分の気持ちに忠実に従って、宿も決めずに旅に出る。その生き方や行動力が、金メダル以上に眩しく見えたのだ。
KENJIさんの金メダルな話■海男の金メダリスト
オーシャンズが誇る海男マーシーこと三浦理志さん。モデルの仕事に精を出しながら、若いときからサーフィンにのめり込み、料理の道を追求し、世界中を旅して、10年前から自らの畑で農業もスタート。
好きなものを肩肘はらずに楽しみながら、ついに今年は料理本まで上梓した! 大人になっても、自分の人生を自分で動かし続ける。そんな姿に憧れてしまうのだ。
三浦理志さんの金メダルな話■50歳の新人金メダリスト
2020年9月に公開された中村倫也主演の映画『人数の町』。その監督は、50歳にして新人映画監督、荒木伸二さんだった。
上映延長を重ね、数々のタイトルにノミネートされた本作は、多くのキャリアを重ねても、“新人”として周りの意見を真摯に聞くことによって出来上がった作品。新人の頃のような金ピカな目の光を、いつまでも忘れないようにと戒めてくれる。
荒木伸二さんの金メダルな話 2/3