OCEANS

SHARE

「職遊融合」推進派の佐々木さんと本誌編集長・江部が考える最高の仕事場とは?

「職遊融合」のライフスタイルを自ら実践しつつ、「波乗不動産」代表としてもその普及にも努める佐々木 真さん。今回、ダイハツの新型アトレーを使って、遊びも仕事も自在に楽しめるライフスタイルをかなえる「第三の居場所」をアレンジいただいた。

そこで今回、サーフ仲間として親交のある、本誌編集長・江部をホストに「最高の仕事場」についてのクロストークが実現した。


江部 お話を伺うのは、波乗不動産代表の佐々木真さん。今日は、普段どおり「真くん」と呼ばせてください(笑)。

サーフィンするときは、あまり仕事の話はしないもんね(笑)。さて改めて聞きますが、真くんが手掛けている波乗不動産ですが、どんな業務内容ですか?

佐々木 なんか改まっちゃいますね(笑)。房総・一宮町を拠点に「海のある暮らし」を実践したい人に向けて、土地探しや家造りから、賃貸売買、バケーションレンタルにいたるまで、総合的に海辺の不動産をプロデュースしています。

江部 サーフィンはいつから?

佐々木 始めたのは、結構遅めで、20代になってからハマったんですよ。いい波に乗れたときの気持ち良さは何物にも代えられないですね。江部さんは?

江部 僕は、「エンドレスサマー」がきっかけ。深夜に映画の再放送ってあるじゃない?19歳か20歳の頃、たまたまテレビで放送していたのを見て「なんだコレ」って。サーファーの友達に速攻電話して、始めたの。

当時持っていたハイブランドのバッグを売ったお金で一式を買ってね(笑)。新しい魅力を感じたのは覚えています。真くんが、東京から千葉県へ移住を決意したのは?

佐々木 当時都内のデベロッパーで働いていたのですが、ライフスタイルを変えようと一念発起して、2000年頃に千葉県の一宮に移住を決意しました。

江部 さすが、時代を先取っているね。「職遊融合」をいち早く実践したんだ。

佐々木 当時は、そんな言葉もなかったんですけどね。自分に関して言えば、毎週、海に通っているうちに、これは住んでしまったほうがいいなという感じです。

また当時は、すごくストレスを抱えていたので、チルアウトしたい感覚もありました。ですので、海辺に住むことでとっても癒やされていましたね。

江部 なるほど。そうした自身の体験も踏まえて、波乗不動産を起業したんだね。サーファー需要に対応した不動産となるとやっぱり大変?

佐々木 そうですね。それまでサーファーに向けたインフラが整った物件というのが一宮にはまったくなかったんです。なので、デベロッパーでのノウハウなども活かしながら。

いろいろ一から始めました。おかげさまで震災後の’12年に会社を立ち上げて以来、着実にサーファーたちの需要も増えているように感じます。

お客さんと一緒に、理想の物件を作りあげていくようなイメージですね。
3/3

次の記事を読み込んでいます。